今日:6 hit、昨日:42 hit、合計:4,786 hit
小｜中｜大
2 ページ3
髪の毛を乾かしてもらい、いたせりつくせり
検査は14時からだから40分くらいある
車椅子で部屋に戻り
スマホをみたら沢山の通知
赤葦くんや、北さん、侑、治、、沢山の通知の中に
父からLimeが一通
ドクンと嫌な汗が出た
嫌な予感しかなかった
ポチッと、開けば
《倒れたと聞いた。悪いがしばらく帰れないから。
侑治くんたちの母はたまに息子に会いに行くって言ってたから伝えといてくれ。それと………………》
最後の文字を見て頬に涙が伝った
あー。母さん
この人のどこを愛していたの？
私にはわからない
17歳の母に妊娠させ
支えず不倫
私は父の浮気や再婚どーでもよかった
ただ
母さんに謝り線香くらいあげて墓参りしてほしかった
父の最後の一文は
《病気悪化するなら迷惑になるから病院で過ごしなさい。》
だった
そっか
面倒見てもらったことない父に
こんな事言われるなんて
笑いが出た
窓の外を見たらいつの間にか雨が降っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
waka(プロフ) - 一気読みしてしまいました！！本当に面白かったです！これからも頑張ってください！！ (5月5日 16時) (
レス) @page37 id: 140287e0ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：椎名りら | 作成日時：2023年12月22日 14時
