【月島蛍】苺ショートの時間 (ページ6)

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5. 優しい君と不機嫌なキミページ6

武「そうですね、特待生援助はおりないから、、大丈夫そうですか？」

次の日の昼休み先生に呼ばれ教材等を貰えた

部活はどうするか聞かれた

担任の武田先生に言われ内心かなり焦っていた

「あ、あの、、バイトあるから多分入れないかと……あと、、部活にはいくら位かかりますか？」

武「そうですね、、バレー部でいえばジャージや、遠征費用で月に1度集金で3200円かかります。」

「……あ、、の、、少し……考えます、、すみません、、」

武「Aさん。親御さんが居ないのは伺っています。面談等もありますし、、保護者の方はなんと言ってますか？」

「、、あの、、ご、、めなさい、、」カタカタと震えながら謝れば慌てて先生に宥められた

「あの、、所属だけ……でも構いませんか？ちゃんと支払います、、」

武「わかりました、来れる時来れば大丈夫です。必ず私に何かあれば話してください。私はバレー部顧問ですからあとは澤村くんたちに話しときますね。Aさん、1人で悩まないでくださいね、力になります。」ﾆｺ

「……あ、りがとうございます、、」

武田先生は優しかった

武田先生にお礼を言い

沢山の教材を持ち教室に向かう

ヨロヨロしながら向かえばヒョイっと

いきなり軽くなった

見れば蛍だった

蛍「……危ないよ。教材貰ったの？」

「あ、ありがとう、、うん、、」

スタスタ歩く蛍に続き付いて行った

蛍「バレー部、、入る？」

「……ぅん、、けど在籍だけになるかも……夕方からバイトあるから、、先生がそれでもいいって……」

蛍「バイトは毎日？」

「……とりあえず週4……けど、、もう１箇所面接行く、、」

頭の中は部費や生活費の事しか無かった

かなり焦っていた

10万もない貯金

面談や、遠征

テストは上位10人に入らなければ特待生援助は無くなる

無謀な気がした

蛍「……A、、？」

「……」

ずっと色々考えていた

ご飯も考えて行かないとならない

購買は高い

自炊にしよう、、

蛍「A。。A！」

「……へ？あ、、ご、めん、、荷物ありがとう……」ﾆｺ

蛍「……どこでバイトしてるの？」

なぜか蛍は不機嫌だった

「駅前のケーキレストラン。蛍ケーキ、、すき？これあげる。」ﾆｺ

蛍「……なに？」

「店で使える無料クーポン！ケーキ好き？」

蛍「嫌い。」

「……あ、、そか、、ごめんね」ﾆｺ