5. 大好きな人 ページ6
佐 久 早side
Aが泣きながら真っ赤な顔で
小さく良かったと聴こえたと思えば
急にずっしりと重力が掛かった
臣「A！？、、A、、」
おでこを触れば熱かった
兎「……疲れてるんだろ。。臣くんさ……大切なら1人で泣かすな。ボロボロ泣いてたよ。1人で毎日寂しくて辛かったんだろ。大切なら、、口で言わなきゃ傷つくよ。良かったな？俺が本気で惚れるまえで」ニタ
臣「……ありがとうございました、、大切にします。。とりあえず木 兎さんに触られたなら消毒します、、」
兎「何気に酷いことサラッと言わないで！？」
そしてまたな！と木 兎さんは帰って行った
抱き寄せ眠りについた
久しぶりに抱きしめた体は
びっくりするほど小さく華奢だった
おでこにキスをすればﾋﾟｸｯと体が跳ね
熱で荒い息に色っぽい顔
必死に抑えた
もう手放せない。
自身を抑えながらきつく抱きしめた
＿＿＿＿＿＿＿＿
「ん、、はぁ、はぁ……ん。。？」
薄ら目を開ければ
臣くんの綺麗な寝顔が目の前にあり
キツく抱きしめられていて
発狂しそうな程バクバクと心臓が早鐘を打ち
臣くんの匂いにクラクラした
綺麗な顔に見蕩れた
好き
大好き
気持ちが破裂しそうだった
長いまつ毛
頬にそっと手を添えれば
真っ黒な瞳が私を捉え
ゆっくり顔が近づいて
ちゅっと小さくリップ音がした
頬に添えた手はいつの間にか指を絡められ
臣くんに覆いかぶされてた
見下ろす瞳に体が熱くなった
臣「好きだ。A……俺のになって。大好き。」
「……ｯはぃ、、」ｸﾞｽ
言えば涙がまた流れたが心は穏やかだった
熱がまだあるからだろう
体は燃えるように熱かった
気づけば深く何度も何度もキスをしながら
臣くんに体を預けた
「すき、、ん、ぁ、、はぁ、す、きっ」
臣「ｯ……はぁ、やべ、、ごめん、、余裕ねーわ、、可愛いすぎる。。熱あるのにごめん……責任取るから許して……」
ﾁｭ ﾁｭﾌﾟ…ﾁｭﾌﾟ
深く深くキスをしながら段々とあちこちを愛撫され
何度も何度も絶頂しても逃がすまいと腰を掴まれ
その日深く繋がった
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作者名：椎名りら | 作成日時：2024年1月21日 15時
