オトギリソウ STORY3

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収録が終わって、楽屋へ戻り自分の席に座る。

二本撮りだからまだあるけど…

『ふぅ…』

久しぶりの収録だったので、無意識のうちに緊張していたみたいだ。

理「何ため息ついてんの〜」

『あ、りさ。知らないうちに緊張してたっぽい』

志「それにしては、今日は珍しく喋ってたじゃんｗ」

____ そう。MCの澤部さんのせいで、目立ちたくないのにいじられ過ぎて目立ってしまった。

MCの方にいじっていただけることはとても贅沢だとは思うけど…

復帰早々あれは疲れるｗ

平「小坂菜緒ちゃんと富田鈴花ちゃんだっけ。燐の握手会に来てくれてた子。本当に覚えてた？ｗ」

『な、そんなことアイドルに聞いちゃいけません！』

守「あ、話しそらした！」

『あ！あかねんだって覚えてなかったでしょ絶対！』

守「それは、言っちゃダメなやつ！」

『ほらね！(｀ϖ´ゞ』

織「わお！レアショット！ﾊﾟｼｬｯ! Σp[【◎】]ω・´)」

『おい、織田。いまっとたやろ(^_^)』

理「あ、ダニ燐のこと怒らせた！いけないんだぁ笑」

織「え？私？久しぶりにりんかんさつできると思ったのに」

『マジでやめて、ほんとに。』

志「これ、フリじゃないからね、マジで怒ってる。ｗ」

平「まあ、反抗期なのかもしれないけどさ。りんは怒らせない方がいいよ、オダナナ。色んな意味で終わるから。」

『どうせ、ゆいぽんにも同じことしてんでしょ、やめてって言われてんのに。これだからダメなんだよ。だからファンレターで私に…』

この発言で、一気に楽屋の空気が変わった。

理「燐。それ以上はダメって約束でしょ？」

平「自分から言った約束は守らないと。ね？オダナナに言うことは？」

『ごめん。ダニ。』


織「私も…ごめんね？でも、かんさつはさせて？(人´∀`*)」

『え？この人ふざけてる？w』

由「ほんとヤダ、織田(´･ ･`)」

『我が推しメンのゆいぽんがこういってるんだからやめろ(｀_´) ！』

理「燐は由依のことになると人が変わるよねw」

志「確かにw」


いろいろありましたが、こんな感じでわちゃわちゃ過ごしていると、

''コンコン''と楽屋のドアがノックされ、人見知りが激しい事で有名な私たちは一瞬で静かになりました。

そこに現れたのは_________

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