美女と黒�� ページ33
「私……私は、貴方の妻になるんです！勝手に死んだら、許しませんから‼」
胸ぐらを掴まれ、其のまま唇を押し付けられる。唇から伝わってくる熱。
彼女に倣い、俺も目を閉じる。
永い永い、二人だけの世界。
腹の痛みはいつしか消えていた。
唇が離れ、目を開いた時――
Aは阿呆みたいな顔で此方を見ていた。
「中也、さん……？」
自身を見ると、傷は癒えていた。
鋭い爪は無くなり、黒い手袋を付けている。
そして、立ち上がると、何時の間にやら彼女と同じ目線の高さ。
「綺麗……」
呆けたままそう云うA。
手前の方が綺麗だ、牙の無い口で云おうとした瞬間、
銃声が轟いた。
視界の隅、黒い木々の間に見えたのは燃える様な太陽の色、輝く月の色。
「うええ？信じらんない。何であの野獣復活しちゃってるの？御姉様」
「呪いが解けたとき特有の現象ですわ。先程よりも小柄になったようですし、兵士を使えば問題はなくってよ」
「其れもそうね、可愛い可愛い細君の後を追わせてあげましょうか」
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赤珠（元 チョコうさ。）(プロフ) - 桃生このかさん» ww (2017年10月18日 6時) (
レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
桃生このか - 赤珠（元 チョコうさ。）さん» 安心してください私も猫全力で被っております(笑)リアルではこんな性格じゃないです (2017年10月18日 1時) (レス) id: 9063a6d489 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠（元 チョコうさ。）(プロフ) - 桃生このかさん» いやいや！！こういう感じの物語好きなんですよ…。なので、叫びが抑えきれず…。毎度毎度、お世話になってます。太中「「うわっ。猫かぶり。」」被ってないから！！ほら！社長反応しちゃったじゃん！ (2017年10月16日 18時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
桃生このか - セラさん» ありがとうございます！次は人魚姫に取りかかるのでしばしお待ちくださいませ。 (2017年10月16日 8時) (レス) id: 9063a6d489 (このIDを非表示/違反報告)
桃生このか - 赤珠（元 チョコうさ。）さん» ありがとうございます。赤珠（元チョコうさ。）さんは毎回コメントを入れてくださるので嬉しい限りです！ (2017年10月16日 8時) (レス) id: 9063a6d489 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃生このか | 作者ホームページ：http://http://commu.nosv.org/p/asubook/
作成日時：2017年8月24日 20時
