万 年 寝 不 足 鬼 狩 り 勤 労 学 生 。

22徹目 ページ25

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ああ………めっっちゃ眠れた。
今…もう11時か…休日とはいえ寝すぎたかな。

いやでも腕痛かったし。回復するための睡眠大事、うん。




「…ん？


ってうわ！！何この通知！！」



枕元に置いてあったスマホが光ったので目をやると
そこには大量の通知。え、なにこれ壊れた？バグ？



♪♪♪




そう思っていると丁度電話がかかってきた。
着信相手……


「あれ、本部から？」



なんだろ、任務代わってもらったから？
いや今までもあったしな……今日は元々休みだし…


心当たりがなさすぎる…。取り敢えず出てみよう。


「はい、佐々木です。どうかしましたか」



本部「ぁあ！！やっと出てくれましたか！
　 緊急でAさんにお話することがあるんですが…
　 簡潔に話しますね。





鬼殺隊のことがご両親にバレてしまって、今そちらへ向かっているそうです。」







「…………



ん？！なんて？！」



あんまりにも理解が出来なくてもう一度聞き返してしまう。
いや、理解したくないだけかもしれない。が、
返ってくる言葉は同じ。



両親に鬼殺隊に入っていることがバレた。
今日本(こっち)に向かっている。



尚、あと1時間程でつく模様です。
細々とした声で言ってくる言葉に現実逃避したくなる。




「えっ、いやまって、ほんとに。ほんとに？！」



両親にバレたとなれば絶対に辞めさせようとするだろうし
もう私だけ日本に残すなんてことはなく、一緒に海外へ連れて行くだろう。



…嫌だ、ここを離れたくない。
バレただなんて信じたくない。
そんな思いとは裏腹に本部の人間は告げる。




本部「残念ながら本当です…

実は一昨日の昼間にご両親より電話がありまして…
何でもAさんの家のご近所の方が鬼殺隊の仕事をしている姿を見たそうで…

ご両親との親交があった為、お母様に連絡したそうです。」




「うっそでしょ……」



近所の人………勘弁してくれや………




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