万 年 寝 不 足 鬼 狩 り 勤 労 学 生 。

14徹目 ページ15

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今日は委員の仕事がないからまっすぐ教室に向かう。善逸には怪我したの黙っとかなきゃ。怒られそう。

でも善逸感がいいからなあ....すぐバレるかも。




教室につき、いつも通り皆に笑顔で挨拶をする。もちろん、自分の席から少し離れたところにいる善逸にも。




「善逸おはよ」


善「Aか、おはよ」


「今で何徹？」


善「多分3か4」



そう言う善逸の顔は寝不足すぎて機嫌が悪そうだ。



「…お疲れ様」


善「.........なあA、知ってるか？缶コーヒーの味って社畜の味なんだよ。はははー...はぁ」


なんて缶コーヒーを片手に意味のわからないことを言い出すし、笑い声が枯れてるものだからどうしようかと考えていたけど丁度チャイムが鳴ってしまった。



「.......あとでM○nsterあげる」




と逆に追い込む気がする某エナジードリンクをあげる約束をした。一応心配してるつもり。



まあ、あんな調子じゃ怪我のことは気づかれないだろうから少し安心した。体育は見学して、任務のときまで大人しくしとけばバレないだろう。




朝礼を聞きながら何となく、ちらりと善逸の方を見る。



めっちゃイラついてる。めちゃめちゃイラついてる。たぶん冨岡先生の言葉足らずのせい。
わざわざ学級委員が何回も質問して補足しながら喋ってるから苛つくんだろう。いたたまれない。




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「善逸、はいM○nster」




1時間目が終わったあとにボーッとしてる善逸に約束のものを渡して、自分の分のピンクのM○nsterを開ける。




善「さんきゅ.......あ、まって俺そっちがいい」


「....やだ。私緑のやつ飲めないもん」


善「じゃあ一口ちょーだい」


「ん」



一口なら、と思ってあげたら何か周りの視線凄いんですけど。何みんな飲みたいの？あげませんが？
めっちゃ眠いから飲まないと授業中生き残れない。










モブ「あいつら関節キスしてる気づかねぇのな」


モブ2「ていうか2人ともげっそりしすぎだろ。顔やべぇよ」






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