極悪非道！人外だらけの人狼ゲーム (ページ6)

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ゲームの始まり3 ページ6

リ「聞いたことあるくらいで最高は約10人くらいでしたのでこの様な状況は普通ないと思います…」

カラス(以降翡)「そうだね。まだ始まる様子はないようだしまだ来ていない参加者でもいるのかな？」

リ「さあ？私は知りません。でも来ていない参加者が居るのは確かだと思います」

そんな事を「プレアデス」のメンバーの方達と話しているとまた新しく参加者だと思われる人達が中に入って来た。

カイリュウ(以降蒼)「久しぶりだね、天狼…リオンくん」

リ「…蒼波院さん、久しぶりと言うには期間が短すぎる気がしますけど…」

蒼「確かにそうだと言えるね。まぁ、今日は楽しもうじゃないか」

リ「…」

ライリュウ(以降ライ)「まあまあ、リオンさん。仲良くしましょ!!」

メイリュウ(以降闇)「カイくんも変なこと言わないで」

リ「紫電院さん、闇夜院さん…」

カリュウ(以降炎)「私もいるよ、リオン」

リ「炎熱院さんもですか…」

ライ「今回のゲームって参加者とても多いみたいですね。何人くらい集まっているんでしょう？」

リ「分かりません。でも見た感じでは25人以上居るのは確定だと思います」

闇「多いね…。まだ始まらないのかな？」

リ「もうそろそろ始めて欲しいですね…」

私たちがそう思っていると玄関の方からまた男女の声が聞こえてきた。
玄関を見るとそこには私のこの中で一番苦手な人達がいた。

ベタ(以降墨)「ここで合ってるんだよね〜？ベタちゃんしんぱ〜い!!」

ラブカ(以降血)「あってるとおもうよ。だってなかにたくさんひといるみたいだし」

墨「ホントだ〜！」

リ「！？(な、なんであの人たちが…)」

血「あれ？あそこにいるのってリオンじゃない？」

墨「あ！ホントだ〜！リオンちゃん久しぶり〜！」

マムシ(以降群)「久しぶりだな。リオン」

リ「……」

墨「あれ〜、もしかしてベタちゃん達のこと無視してる？ベタちゃん悲し〜！」

クジラ(以降桜)「まあ、リオンも久しぶりで緊張してんでしょ」

墨「そういうこと？だったら仕方ないね〜！」

そんな事をこの人。墨坂ベタが言った直後、ｷｰと音がなり宿の玄関の扉がしまり電気が一部を除いて消えた。

リ「…やっと、始まる…？」

伯爵(以降伯)「なぜ、お祝いに彼岸花を送ってはならないか、知っているかい？」

そう言いながら姿を現したのは、肩まで届くチョコレート色の髪。歳は30歳ほどで、髭は生えていない。目の片方だけ、丸眼鏡をかけている。表情はやわらかく、目は子供のようにキラキラしている。