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6つ目のミッションには
全く望みをもっていないなぜなら、

「ユンギヒョン...手冷えてませんか?」

「あ?走りすぎて汗だくだわ」

ユンギヒョンと手を繋ぐというミッションだからだ
ただでさえお塩なユンギヒョンが素直に手を繋いでくれるとも思わないし、俺からも頼めないし
怪訝そうな顔で俺を見るユンギヒョンから
目を離した
ジョングギがいない、今がチャンスだというのに

「ユンギヒョン...」

「さっきからなんだ、言いたいことがあるのか?」

同じような会話ばかり繰り返したせいで
ついに痺れを切らしたユンギヒョンが口を開く

「なんでもないです」

そう答えても疑わしい顔で見てくるが
そんなの気にしない、今は方法を考えるべきだ

「あ、鬼だ」

ふと顔を上げると向かい側から鬼が歩いて
こちらに向かっているのが見えた
まだこちらには気づいてはいないが距離は
どんどん近づいてきている
どうしようかと慌てていると強い力で引っ張られた

「なにしてんだ、早く逃げるぞ」

ユンギヒョンに手を掴まれて一目散に
鬼とは反対方向に走る

「ここなら見つからないな」

アトラクションの陰に隠れ、ユンギヒョンが
やっと止まった手は掴まれたままだ

「あ、俺...敵ですけど」

そういうと、あ、やべ、という顔になった
ユンギヒョン
ついしてしまったんだな、と思うと
ユンギヒョンの優しさに心が暖かくなる

「ありがとうございます」

ユンギヒョンに掴まれていた手を裏返し
ユンギヒョンのてを握ると
照れたように顔を逸らしたユンギヒョン

「照れてるんですか?」

顔を見ようとしても手で払われて
見んな、と一言

「かわいい、」

あぁ、このまま1回だけ抱きしめていいかな
正直心の底から思った

「何してるんですか」

この声が聞こえるまでは

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作者名:桜兎昂 | 作成日時:2019年7月10日 22時

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