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LOVE3-2 -SUGA&慧- ページ6

「ユンちゃん...」

グリグリと頭を押し付けると
鬱陶しそうにして見ていた雑誌から俺に目を移した
俺の大好きな同居人
今は甘えたい気分なんだよ、いいよね?

「なんか、用か?」

そんな俺の気持ちに気づかないかのように
冷たくあしらうユンちゃん、うん、通常運転だ
きっと気づいていることなんてお見通しだけど
ユンちゃんはツンデレだから
でも、今日はユンちゃんに甘えたいし
甘えてもらいたい

「ぎゅってして、」

さっきから何かを考え込むように
動かないユンちゃんに違和感を覚えた
また何かを独りで抱え込んでるに決まってる
だから僕が癒してあげないとって思うんだ

「ヒョン、」

ユンちゃんは俺をきつく抱き締めた
肩が少し揺れていて鼻をすする音も聞こえる

「なんで泣いてるの?」

ユンちゃんが泣いている理由なんて
よく、分からない、言ってくれないから

「顔上げて、」

顔を上げる様子のないユンちゃんの頬に触れ
無理やり上を向かせる
いつものユンちゃんからは想像出来ないほど
瞳は涙でいっぱいで、唇を噛み締めている
そんなユンちゃんに愛しさを感じるなんて
俺は変態だろうか

「泣かないで」

ユンちゃんの目元にそっとキスして
涙をぺろりと舐めとる

「なっ、」

ビックリした顔のユンちゃんは
涙なんて引っ込めて真っ赤な顔に変わった

「大丈夫だよ、ずっとそばに居る」

いつもユンちゃんがしてくれているように
トントンとリズムよく背中を叩く

「ヒョン...」

「なぁに?」

ユンちゃんは俺をじっと見つめたまま止まった

「好、き...です」

「ふふ、俺も」

ユンちゃんはツンデレである
ツンが大半の生活を占めているのは確か
でも、時折出るデレがまた俺を夢中にさせるんだ

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作者名:桜兎昂 | 作成日時:2019年5月19日 18時

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