You are the sunshine of our life. (ページ28)

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番外編 -JIMIN side- ページ28

「Aー、」

「うん、今行く」

撮影の合間でも必ず一緒にいる2人
別にいいんだけど...正直周りのスタッフに
バレないかがとても心配になる

あ、ほらジョングクまた抱きしめてる
そんなに密着しすぎたら怪しいよ
いや、みんなこんなもんなのかな？
Aとジョングクが付き合ってるって
知ってるからこそ、怪しく見えるのか

「ジョングガ、A、ちょっとくっつきすぎだ」

ナムジュニヒョンが近づいてきて
そっと、小さな声で注意していた
やっぱりほかのみんなも同じこと思ってるんだ

「あ、はーい」

2人は呑気に返事をしたが
絶対に事の重大さに気づいていない
それならもう、いっそ近づかないように仕向けよう

「ジョングガ、ちょっとおいで」

ジョングクを呼んで部屋をでる
出る前にテヒョンに少し話しかけて
Aはテヒョンに任せた

「ヒョン、どうかしたんですか？」

「んー、えっとね、ジョングガよく聞いて？」

「はい」

素直にコクリと頷いたジョングク
あぁ、こんなにも可愛い弟に
いまから酷い嘘をつくんだと思うと身が重いよ

「Aがね、ジョングガに飽きちゃったんだって」

「は？」

意味がわからないというような顔をしたジョングク

「だから、最近ジョングガに飽きたんだって」

「そんな、僕どうすればっ」

次第に顔が青ざめて焦り出すジョングク
目には涙を浮かべている

「2人は近すぎるんだよ、距離を置いてみたら？」

「...わかりました」

しょんぼりとしてしまったジョングクは
力なく頷いた

「よし、じゃあ、戻ろうか
もうすぐ撮影始まるでしょ？」

「はい、」

歩く足取りもフラフラになってしまったジョングク
少し言いすぎたのか？
いや、ここは心を鬼にしよう
ジョングクとAのためなんだ