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Laugh11 ページ12

なんでジョングクはあんなに
ポッポをしたがるんだろうか
いや、1回目はどう考えても
ポッポというよりキスだったが

「...あぁ、もう、」

さっきから顔が熱い
こんな顔をジョングクに見られるわけにはいかない

「あれ?A、ジョングガと仲直りした?」

向こう側から歩いてきたホソギヒョンに
話しかけられて、少しびっくりしてしまった

「は、はい」

「どんだけ、驚いてるの」

おかしそうに笑うホソギヒョン

「いや、ちょっとびっくりして」

「みんな、OKが出たから帰る準備してるよ」

レコーディングの最終確認の
休憩中に僕とジョングクが抜け出したので
やり直しになっていたらと心配だったが
そんな心配はいらなかったようだ

「そういえば、ジョングガは?」

「あ、置いてきちゃいました」

「...ほんとうに仲直りしたのかー?」

「はい、もちろん!」

やっぱり一人で帰っていたので
仲直りできなかったと疑われたが
仲直りしたのは本当のことだが
その後になにがあったのかが言いにくい

「あっ、ジョングガ!」

いきなりホソギヒョンが声を上げた
しかもジョングクの名前を

「A!置いていくなよ、あ、ホソギヒョン」

「ジョングガ、ちゃんと仲直りできたのか?」

「もちろんです!このとおり、」

さりげなく肩を組んでくるジョングク
ついこの前まではなんともなかったのに
今それをされると本当に心臓に悪い

「ならいいよー!もう帰る準備しとけよー、」

そう言いながらホソギヒョンは
どこかに歩いて行ってしまった

「A、ごめん、そんなに僕とするのやだった?」

「嫌とかじゃない」

ホソギヒョンがいなくなった瞬間
しょぼんとしてしまったジョングク
そんな目で見ないで
僕が悪いことしてるみたいだ

「...じゃあ、なんで逃げるの」

「逃げてなんかっ、」

「逃げてる!」

言えないよな恥ずかしいからなんて
絶対言えない、それを言うのも恥ずかしい

「ちゃんと言ってくれないと、
もう1回ポッポするから、それかもう離さない」

いや、どんだけ理不尽なこと言うんだ
選択肢はその3つしかないの
僕にとっていいこと一つもないよね

「ねぇ、A?」

「あぁ!もう、言うよ」

「うん、なに?」

「...はずかしいから」

いつもの3分の1くらいの声で呟く

「ん?聞こえない」

はぁ?また言わなきゃならないの!
声が小さい僕が悪いけども

「だから!はずかしいの!」

絶対ひかれたよね、
まともにジョングクの方を向けなくなった

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LaLa(プロフ) - 初めまして!この話を楽しませてもらってます!更新頑張ってください!待ってます! (2019年12月31日 18時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
桜兎昂(プロフ) - ミンジェさん» わかりました、ありがとうございます! (2019年5月4日 6時) (レス) id: 57f019ea2f (このIDを非表示/違反報告)
ミンジェ(プロフ) - お任せします! (2019年5月4日 0時) (レス) id: 34bc8d9101 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎昂(プロフ) - ミンジェさん» ちなみに、JUMPとBTSのメンバーをBLな感じで絡ませた方がいいですかね? (2019年5月4日 0時) (レス) id: 57f019ea2f (このIDを非表示/違反報告)
桜兎昂(プロフ) - ミンジェさん» なるほど!ありがとうございます!頑張ってみます!笑 (2019年5月3日 23時) (レス) id: 57f019ea2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜兎昂 | 作成日時:2019年4月3日 23時

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