虫さんの苦労〜シーズン3〜 2 ページ28
茶side
「「「「…は？」」」」
思わず僕たちは、疑問の声を上げてしまう。
し「金欠はいくらからって…そんなの人によって違うじゃん」
て「それでいいから！ほら、早く教えて！」
虫「僕はさっき、Aに聞かれたけど500円だよ。
まぁ、自分で生計立ててたから、他の人とは違うのは当たり前。だから、僕に関しては考えなくていいよ」
し「僕はね…2000円かなぁ。いつもは5000円あるからそんな感じかも」
ゆ「僕があの頃思った金欠は…0円なんだろうけど、強いて値段をつけるなら1500円とか？」
と「俺もそのぐらい」
て「俺も2000円だよ。それがさぁこの2人は違うんだよ」
『さっき、しばゆーは家に寄って金欠具合は違うって言ってたじゃん！わざわざ裁判にかける訳？』
て「だって…俺が傷ついたんだもん。それに最近裁判ネタが減ってたから」
り「そんなことなの？ww」
て「そんなことって言うなぁぁぁ！」
虫「分かった分かった！とりあえず…りょうとAの金欠具合を聞いてもいい？」
り「俺は…8000円だよ」
『私は…1万円です』
「「「「はぁぁぁ？！」」」」
ゆ「それはねぇ…金欠とは言わないよ笑」
と「お前ら舐めてんのかなぁ？！ねぇ？！」
し「流石に多いww」
虫「…てつやが怒る理由も若干分かる」
て「だろ？」
『まぁ…もうちょい貰ってたからね。お小遣いで？』
り「そうだね」
て「ねぇ、常識外れのお小遣いだと思いません？！」
虫「まぁ…ちょいと次元がずれてるけど…」
と「そんなに怒ることか？」
て「…そう言うと思いましたよ！ここからが本番なんですよ！」
ゆ「本番ってどう言うこと？？」
て「その話をしてて、直後にAが発した言葉がこの裁判の元凶と言っても過言ないでしょう！」
『あ、あぁ…』
て「Aね？！なんて言ったと思う？！」
し「んー安いねーとか？」
ゆ「僕も同じ」
と「まぁ…それ以外にあるか？」
虫「僕もそうだと思う」
り「…ww」
て「Aね、“え？お小遣いって2万が当たり前じゃないの？”っていったんだよ！これどう思う？！」
と「はぁ？！そんな事言ったのかよ？！」
『違う違う！悪気があって言ったわけじゃなくて…その…金欠がそのぐらいだから、皆めっちゃ貰ってるのかなって思って…』
と「これだから社長令嬢は困るんだよな！」
『はぁ？！なにそれ！』
り「まぁまぁ…w」
て「これはどうですか？！裁判長の虫さん！」
虫「僕？！」
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作者名：おとーふ 二号 | 作成日時：2020年7月24日 16時
