虫さんの苦労〜シーズン3〜 1 ページ27
茶side
皆さま、お久しぶりです。虫眼鏡です。
さぁ、帰ってきました。皆さんお待ちかねの虫眼鏡の雑談という名のお悩み相談の時間です。
前回はしばゆーとAの悩みに関してでした。
今回は高身長のりょうくんとAに関してです。
この2人が争ってるというよりかは…この2人ともに悩みを抱えているんです。要は2対5という感じです。
…どういうことが分かりますか？
ふむふむ…。あ、ちらほら声が出てきてますね。
「もしかして、りょうやん・Aやんですか？」
はい。こういう声を上げた方どれぐらいいますか？
1.2.3.4…あ、かなりいますね。
そうです。〇〇やんグループです。
何回もやってるから別に悩みではないかもしれないのですが、最近2対5で、とある事の認識が違うことがわかりましてですね、それがなんとも悩みだったのでここで話させていただきます。
それではどうぞ。
〜数日前〜
茶side
いつも通り、撮影をしていると突然、Aが話しかけてくる。
『ねぇ、虫さん』
虫「どうしたの？A？何かスケジュールに変更でもあった？」
『いや…仕事のものじゃないんだけど』
虫「じゃあ何？」
『虫さんってさ…昔の金欠の目安ってどれぐらい？』
虫「金欠？それは…財布の中だってこと？」
『うん…』
虫「えっと…500円かな？でも、僕元々お金が少なかったからさ。普通の人だったら学生の時は2、3千円かなって気はする」
『あーなるほどね？ありがとう！』
虫「突然聞いてきてどうしたの？」
『いや！なんでも…ない！じゃ！』
虫「？」
そうして、Aはテレビの前に座っている、りょうくんと、の元へと向かっていく。3人で何かコソコソと話している。
て「ほらな！お前らおかしい！」
り「おかしくないから！」
『たまたまでしょ！』
て「はい、裁判」
虫「撮影中だけど…？」
て「分かった。じゃあ撮影終わったら全員集合。これはリーダー権限！」
り「えー？」
『え？？ww』
と「急に集合ってなんだよ」
て「後で話すから」
し「ふーん」
ゆ「なんだろなんだろ！！」
虫「んー…」
もしかして、さっきの金欠の質問が何かかんけいしてるのかな？ってかそれ以外ないか。
僕たちは撮影をとっとと終わらせて、テレビ前の椅子にちょこんと座る。
て「さぁてと」
と「なんだよ。急に」
て「ただいまから裁判を開きます。その前に…みんなに一つ聞きたい」
し「なーに？」
て「金欠はいくらからだ？」
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作者名：おとーふ 二号 | 作成日時：2020年7月24日 16時
