私とJUMPと後輩グループ。2

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、




扉の前でずっと泣いてる私。



涙が止まんない。



ずっと1人だと思ってたから。



話を聞いたら、咲夜くんたちも離れていってしまうって思ってたから。



私のことを受け止めてくれたことが嬉しくて、



そんな私が微かに発する音に気付いたのか、誰かいるの？と言って咲夜くんが扉から顔を出す。




咲夜｢何だ、Aさんか、って、また何でそんなに泣いてんの？Aさんって意外と泣き虫？｣



と言って、しゃがんでる私に手を差し伸べてくれる咲夜くん。



その手を掴んで立ち上がる、あったかい。



｢...っ、お前のせいだ、ばーかっ｣



そう言うと、え、俺？なんかしましたっけ...？と本気にしてしまう咲夜くんを見て、笑みがこぼれる



涙を服の袖で拭いた後、咲夜くんの方を見て、



｢.....いつもありがと、私、頑張るね、｣



そう伝えると、ん？何を？と不思議そうな顔をしながらも、頑張れ、とエールをくれる。




私は楽屋に入り、メンバーと向き合う。



私は深呼吸してから、話す。




｢.....私、JUMPを脱退します、｣




山田｢.......え？｣

薮｢...本気？｣

八乙女｢おい、いきなり何言ってんだよ、｣



｢もう、ずっと前から決めてたの。言うの遅くなってごめんね？笑
私がいない方が皆笑顔になれるし、私がいなくても大丈夫でしょ？｣




自分で言ってて辛くなる。




知念｢A.....｣




でも、私には私を支えてくれる人がいるから。





｢.....今までお世話になりました、ありがとうございました。｣




そう言って頭を下げる。



メンバーはもう何も言わない。



顔を上げて、振り返る。



咲夜｢よく言えました、｣



なんて言いながらにこにこ微笑む後輩くん。




この笑顔に、何度助けられただろうか。



私も、彼らを支えていきたい。



支え合いたい。



だから、




｢咲夜くん、私を、Stareのメンバーに入れてくれませんか？｣

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