私とJUMPと後輩グループ。2

(52) ページ4

咲夜side




今日も早めにスタジオへ向かう。



本人から話は聞いてないけど、多分、AさんはHey! Say! JUMPの皆さんから嫌がらせを受けているのだろう。



でも、俺らがいる時はそんな素振りをあまり見せない



そんな事しかできないけど、少しでもAさんの力になれたらいいなって



だから、俺は今日も早く行く。




スタジオの道はもうほとんど覚えた、楽屋にだって一人で行けるよ、もう皆心配しなくても大丈夫だよ！笑




もう、Aさんついてるかな、何もされてないかな、



急いで楽屋を目指す。

何も無いことを祈って、ノックをしてから楽屋に入る


｢...失礼します、｣



あたりを見渡すと、薮先輩、八乙女先輩、中島先輩、岡本先輩、知念先輩、山田先輩、それと、桜井さん？の姿が


よかった、Aさんはまだきてないようだ、



安心して胸をなでおろしていると、



薮｢.....咲夜、聞いてほしいことがあるんだ、｣



｢...はい？なんすか？｣



あまりにも真剣な顔をしてるから、思わず身構えてしまう。



薮｢Aは、うちのメンバーのひなたに、嫌がらせをしてるんだ｣



はい？



八乙女｢それだけじゃない、暴力まで奮ってるんだ、｣




やられている、という桜井さんの方を見ると、目をうるうるさせながら、俺を見つめていた。





...あー、そういう事ね。


これが、Aさんが嫌がらせをされてる原因ね。



｢そっか、Aさんが、｣




中島｢信じてくれる！？
だから、もう仲良くしない方がいいよ、｣


岡本｢騙されたって、傷付くのは咲夜たちだよ？
辛いもん、ね、山ちゃん？｣


山田｢.......おう、｣



俺が信じたと思ってるのか、笑顔で話し始めるJUMPの皆さん。




いやいやいや、勘違いしないでくださいよ。


まじそういうの困りますから。



ところで、と声を出すと、皆さんがこっちを見る、



｢Aさんが暴力奮ってるとこ、誰か見たんすか？｣

(53)→←(51)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す