私とJUMPと後輩グループ。2

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、




JUMPのみんなは沈黙のまんま。



かおり｢ふふ、Aさん私たちと一緒にいたもんねー｣


紫苑｢せやせや、用事もなくなったしなー笑｣


涼｢ねー笑｣



.....あ、もしかして、みんな分かってたのかな？こうなることがわかってて、用事とか言ったのかな




咲夜｢...ん？Aさんどうかしましたか？｣




自分の知らないところで、こんなにも守られてるんだな、ほんとに、感謝してもしきれない。



｢...んーん、なんでもない、けど、ありがとね、｣



そう言うと、みんないきなりなんすかーと言いながら笑ってる。





薮｢.....じゃあ、あれはAじゃなかったってこと？｣


黙っていた薮ちゃんが声を出した。


高木｢だったら誰なの、あれ｣


有岡｢Aだったんじゃないの？ねえ、ひなた、そうでしょ？｣


岡本｢あんなに見た目も似てる人なんて、いないって、ひなたも言ってたよね...？｣


八乙女｢ひなた、どうなんだよ、｣



みんなが一斉にひなたに問い出す。




ひなた｢あれは、Aちゃんで、私は襲われかけたの！みんなで一緒にいたとか、嘘！あれはAちゃん！私は、私は...｣



声を震わせながら叫ぶように話すひなた。




山田｢もう、いい加減にして、Aは俺らと一緒にいたから、｣


知念｢うん、Aはやってない｣



言い返せなくなったのか、ひなたは俯き黙り込む。







中島｢てことは、今までのも全部嘘？｣


ひなた｢.......｣


高木｢...俺らのこと、騙してたわけ？｣


八乙女｢嘘つき、｣


伊野尾｢最低だね｣


ひなた｢.....っ、｣





真実がやっと分かったみたい。


それなのに、どうして？


みんなに責められるひなたを見るのが辛いよ。
胸が、痛いよ。


ついこないだまでは、みんなに責められてたのは私だった。

だからわかるの。


大好きな人達に責められるのがどれだけ辛いのか。


確かにひなたは悪いことしたよ？
何でこんな嘘ついたのかわかんない。


だけど、今まで信じてたのに、いきなり裏切られた、嘘つき、そう言って責めるのは違うでしょ？


だから、もうやめてよ.....



そう、口にしようとした時、




かおり｢先輩方は何でいっつも誰かを悪者にしようとするんですか？？｣



かおりちゃんがそう問いかけた。

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