私とJUMPと後輩グループ。2

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、





その後の楽屋での私たちはいつも通り、みんなで笑いあっていた。



...まあ、私はひなたの視線を感じててうまく笑えてたか不安だけど。



JUMPのみんなは番組の収録、私たちは撮影。



時間になって楽屋を出ようとした時、



かおり｢...あ、そうだ、Aさーん、あのね、｣



かおりちゃんが少し大きめの声で、楽屋にいるみんなに聞こえるくらいの声で話しかけてきた。



かおり｢今日ね、どうしても外せない用事があって、一緒に帰れないの。ほんとにごめんなさいいいいいいいい、｣




そう言って目をうるうるさせながら謝ってくるかおりちゃん。



え、今日...？
不安でいっぱいの心。



かおりちゃんがそう告げた後、あ、俺も、僕も、とみんなが続いていく。



薫｢Aさんごめんね、みんな一緒に帰れそうにないみたい。｣


咲夜｢...ん、ごめん、1人で帰れる？｣






何で今日なの？

何か嫌な予感がするの。

ひなたの視線が怖いの。

何か、起こりそうな気がして.....





｢んーん、大丈夫だよ！
私だって大人だもん、1人で帰れるよ笑｣







不安な気持ちを隠して私は笑う。



毎日迷惑かけてるのに、わがままなんて言えないもん。




咲夜くんたちはほっとしたようで、よかった、変な人についていくなよー、何て言いながら茶化してくる。




大丈夫、私は大丈夫。


そう思う反面、何も起こらないで、と強く望む私もいた。





JUMPのみんなにも聞こえるだろう声で会話を終えた私たちは、楽屋を出た。









会話を聞いていたひなたが口角を上げてこっちを見てたなんて気付かなかった。

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