【HQ】ヒナタ君とヒュウガさん[完] (ページ29)

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27.翼を、見たページ29

その後片付けも皆各校順番に手伝ってくれた

翔陽たち烏野の試合を見ていた

翔「Aお疲れ様！体調大丈夫か？」

「ん！翔陽また高く飛んだね！」

翔陽の顔を見るとホッとする

時折怖いくらいの集中力や、ふと、笑う顔

コロコロ変わる表情は

人を魅了する

そして翔陽が飛ぶ時は誰もが見蕩れる

「……ばぁちゃんがね、昔言ってた。
鵜飼くんはバレー監督で有名なんだけど……
人を羽ばたかせる天才なんだよ！って。

翔陽って……手がバサッて、、羽になるの凄いね！
ばぁちゃんに見せたげたい、翔陽のバレー！」

翔「……へへ//じゃあもっと飛ぶから！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「翔陽……耳貸して」

翔「ん？なんだ？」

(私、翔陽となら何でも大丈夫。全部大好きだから)

翔「っ///……おうっ！」ニカッ

ぎゅっと手を握ったら

握り返して笑う太陽

合宿……来てよかったな

帰り皆とLimeを交換した

黒「また夏合宿でな！」わしゃわしゃ

研「A、体調気をつけてね。翔陽……よろしくね」

「うん！またね！」ﾆｺ

翔「おう！夏にまた会お！」ニカッ

北「ほなな。5日間ありがとう。元気でな？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

侑「稲荷にきてやぁ、、ぐすん」

「はい！また！笑」

赤「木兎さんがすみませんでした。また会いましょう！」

兎「すまなかった泣」

「夏にはまた強くなって来ます！」

そして合宿は終わった

帰宅後翔陽が送ってくれて今日は泊まる事に

疲れたからゆっくり寝ようとなったが、、

ドキドキしすぎて寝れない

翔「A。寝れない？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

「……ん、、緊張してる、、」

翔「……ｯ、、大丈夫。俺……無理にしないから。」

「……じゃなくて、、なんかその、、好きな人と寝るってこんなに緊張するんだな……と……っ///」

翔「……ｯ、、あのさ。。可愛すぎる事あんま言わないで。我慢出来なくなるから。」

ぎゅっと抱き締め耳元で言われゾクゾクした

この先……何年先も

多分私はこの人の声や目や笑顔、手や口や汗

全てに翻弄されて愛すんだろうな

ってバカみたいな未来を想像していた

何故かは分からないけどそんな気がした

唇が重なればもっともっとと欲していた

「……全部あげるから翔陽の未来が欲しい。翔陽の飛ぶ姿ずっとみたい。」

そんな戯言を口にしていた

翔「全部あげる。」

その日愛し合ってひとつになった