1.ヒナタ君とヒュウガさん ページ2
この春
烏野高校に入学した
今日は入学式終わったら
ばぁちゃんに制服を見せに行くんだ
クラス分けの張り紙
1-1日向翔陽
1-1日向A
ん？同じ苗字……珍しいな、、
ヒュウガなんてあまり居ないのに
式が終わり教室に向かう
今まで東京では介護で部活は免除されてた
ばぁちゃんが施設入ってしまい寂しいが
部活を初めてやるんだ、しっかり決めよ！
座席表をみる
日向翔陽の隣
まるで双子みたいだ笑
翔「ん？、、あ！同じ苗字だ！！！」
「君がヒュウガショウヨウ？」
翔「君がヒナタA？」
ん？
2人してハテナが頭に浮かんだ
「……ヒュウガじゃないの？」
翔「……ヒナタ！ヒュウガって言うの？」
「……ヒナタ、、へー私ヒュウガA！」
翔「読み方違うんだな！よろしくな、A！」ﾆｶ
太陽みたいな彼の笑顔にﾄﾞｷﾘとした
HRで自己紹介
「ヒュウガA、中学は東京でした。部活はまだ決めてません。よろしくお願いします。」
翔「ヒナタショウヨウ！バレー部入ります！小さな巨人になります！」
小さな巨人……？
そして解散になった
翔「A、バレー部見に行くか？」
「私できないよ？」
翔「マネやってよ！」
「マネージャー？私なんも知らないけど……見に行く！」
翔「よっしゃ、いくぞ！」ニカッと笑い
手を引かれた
背はあまり高くないのに
手は私より全然大きくて
初めて男の子と手を繋いだ
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作者名：椎名りら | 作成日時：2024年1月9日 19時
