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今日いよいよ女子ショートプログラムが開催される。
わたしは第二滑走者だ。
出番になり、わたしはななみんと握手をし、
リンクへ思い切って向かう。
そのあいだ羽生くんはななみんの隣でわたしを見守る。
大きな歓声と共にわたしはリンクの中央に立つ
そしてポーズを取り、観客が静まると
同時に音楽が流れ始める。
〜♪
最初はサルコウ。
ー…シャッ
スタッ
荒川「最初のサルコウ、キレイに決まりました」
実況「流石ですねぇ〜鮮やかです」
荒川「次のトリプルアクセル、ダブルトーループこれもキレイに決まりました。」
実況「強い、強いです」
荒川「スピン、ステップどれも最高点を取れるのではないでしょうか。」
実況「いよいよ後半です。」
ー…シャッ
荒川「!!」
スタッ
観客「「わーっ!!」」
実況「いま4ルッツ、跳びました!?」
荒川「信じられません…4ルッツも鮮やかに決まりました。」
実況「ちょっと、恐ろしい…女子ですよ!?女子で4ルッツもいきますか!?」
荒川「彼女はまだまだ期待できそうです」
最後はスピンでフィニッシュを迎えた。
実況「すばらしい!」
観客「「きゃーーーーっ!!!」」
リンクはぬいぐるみだらけで溢れた。
わたしはニコニコしながら観客に挨拶をし、
ななみコーチの元へ向かった。
阿部「よくやったわ!」
(人2)「ありがとう、ななみん」
結弦「…まさか4ルッツも跳ぶなんて…」
(人2)「羽生くんにばかり負けてられないから」
結弦「君の強さには驚いたよ。」
わたしはそのままキスアンドクライヘ向かう。
得点を待つと…
なんと100点超えだった。
(人2)「うそ、、」
阿部「よくやったじゃない、嘘なんかじゃないわよ、あなたの実力よ!」
(人2)「ななみん!」
わたしは思わずななみんに抱きついた。
阿部「(人2)」
わたしはキスアンドクライを終え、席を外し、インタビューを裏で受けた。
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作者名:いつみ | 作成日時:2019年7月9日 10時