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結弦Side
俺はとんでもない噂を聞いてしまった
「えっ、嘘ほんとー？」
「うわー、やばい」
結弦「どうしたの？」
俺は男子友達に今話してた内容を聞き返した
「お、羽生〜やばいぜあの（人1）さん居るだろ？」
結弦「う、うん」
「中学時代、集団でいじめにあったらしいぜ、まぁガセネタかわかんねぇけど」
結弦「えっ、」
「こえーよなぁ」
「お、（人1）さんの中学時代のこと話してるぞ。YouTubeにあったよ。」
結弦「みして！」
俺は二人の間にぐっと入った。
あるニュース番組で（人2）ちゃんの特撮をやっていた。
「中学時代はどうでした？」
（人2）「いや、もう最悪でしたね…わたし友達いなかったので…」
「え！？（人2）さんなら出来そうですけどね！」
（人2）「もういじめがやはり辛かったですね」
「行けませんよいじめなんて」
「それで今でも男性恐怖症だとか！？」
（人2）「そうなんですよ…」
「でもスケート界じゃ大変でしょお？関わらないといけないし」
（人2）「そうなんですよね！わ、こっちにもあ、あっちにも！ってなります(笑)」
「大変だわ〜」
（人2）「慣れないとですね」
結弦「…男性恐怖症」
「かわいそゔだよなぁ」
「俺だったら泣かせたりしねぇーよ」
結弦「ごめん、ちょっと席外す」
「お、おう」
それだけ言って、教室から出た
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作者名：いつみ | 作成日時：2019年7月9日 10時
