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たどたどしい話し方に綺麗な声
なんとも言えない愛らしさ
笑うと花が揺れるように優しい声
その夜Aをずっと想って眠りについた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
次の日朝6時
サムとA家に向かうと家前にいた
侑「Aおはよ。寒かったやろ。」ｷﾞｭ
手を握れば赤くなりながら首を振ったが
手は冷えていた
治「Aおはよ。昨日プリンありがとうな！」
「、、？」トントンとAはまた耳を叩いた
侑「左耳にゆっくり話せば静かな場所ならきこえるから。声聞きたいんやろ。」
治「！昨日、プリンありがとうな！美味かった！」ﾆｺ
「！ぅ、ん」ﾆｺ
治「……可愛ええ。。」
侑「あかん、Aはやらんよ。」ｷﾞｭ
何かを携帯に打ち出した
治くんと侑くん、顔似てるけど、声違うね！
「……ﾆｺ」
侑治「「……可愛ええ。」」
手を2人で挟み繋げば真っ赤になっていた
侑「なんでサムまで繋ぐねん！」
治「ええやろ」ﾆﾔ
電車に乗りまだ学生は少なかった
Aは外を見ていたが電車が揺れる度よろけて抱き寄せれば真っ赤な顔をした
治「あかん。。ツム……いつもの、、ファンおる。。見とるからA隠し、、」
遠目から睨んでいる女2人がいた
毎日ギャラリーで騒ぐ喧し豚
侑「A、見て。」
"もし、女に呼び出しされても、、1人で行くな。学校でも。必ず俺に、誰から呼ばれたって言え。”
「……」ｺｸｺｸ ﾏﾙ
侑「……Aのﾏﾙやる時可愛ええよな、、笑」
「……？」ﾆｺ
治「せやな、昨日可愛えかったなぁ。。なぁ、、来るで。」ﾁﾗ
「？？」
侑「……」ｷﾞｭ
Aの頭を胸に引き寄せ顔を隠しサムが前に立った
女1「侑くん治くんおはよ！！ﾁﾗ ねぇ、誰？」
女2「……一緒に行っていい？」ﾆｺ
治「あのさ。毎日ギャラリーで、煩い。来るんはええけどうるさいねん。あと一々構うな。」
侑「……散れ。近寄るな。」ｷﾞﾛ
女2人が泣きそうな顔で少し離れた時駅に着いた
ジャージをAに被せ手を繋いだまま降りれば女達が何か騒いでいた
「……？」
侑「……ふ、、可愛ええな。」
ジャージからひょこっと顔出すAはとびきり可愛いかった
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作者名：椎名りら | 作成日時：2024年1月8日 23時
