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帰り際店の人が手話無しで話かけてきた



店「……踏まれていたけど、気をつけてあげてね。無音は怖いし、何も聞こえないのは怖いから。あと、これ。予備の片方。何かあれば渡してあげてくださいね。」


水色のイヤホンの様なそれを渡された



北「……わかりました。ありがとうこざいます。」



侑「……俺が持っときます。」



治「いや、無くすやろ」



角「秒で無くすやろ」



侑「無くさん!……多分」



北「……無くさないなら侑持っておき、なんかあれば渡したり。」



「……?」



侑「予備、持っておくから!」



「……ニコ」コクコク マル



全「……っ!//」



可愛い笑顔で丸を作ったA



北「、、家 送る」


「……、」コク ありがとう


皆で電車に乗り


学校から3駅目


またメモを見せてきた



ここで大丈夫ですよ?
本当に今日はありがとうございました、

部活今度こっそり見に行きます。



ニコッと笑い見せたメモ



北「危ないから送る。」


侑「いこ。」


申し訳なさそうにしながら家に向かった



小さなアパート前



私ここに住んでます、

ありがとうこざいます!


と書いてた


北「……親御さんはおる?」


「……」フリフリ


私一人暮らしです、



全「え、、」



「??」


侑「……実家は近い?」



「……」



親は亡くなって居ないので一人暮らしです
だいぶ前からなので大丈夫です。



北「……気を付けてな?番号教えとく。何かあれば掛けて」



「……」ニコ


ありがとうこざいます!

そう言い小さなアパートの階段を上がったA




北「……聞こえんのに、1人で大丈夫やろか、、」


侑「……施設とかじゃないんですね、、」


角「去年……話しとったよ。。」


「「え、、」」


角「……事故で亡くなったんやと。お母さんと2人暮らしやったらしいで。」


「「……」」



角「……あまり友達作らんから聞いたら、、難しいってさ。話の流れについていけないって。そらそうやろな。。メモなんか輪に入れば追いつかん。」


北「……せやな。。」



角「補聴器も前も隠されたり取られとって、、俺が周りに言うた時も大丈夫、ありがとうしか言わなかった。

ええ子なのに。」



侑「……」ダッ



治「ツム?」


北「!?」



アパートに駆け上がりAの部屋をノックしていた



気づかない。Limeを開いた



侑《玄関にいる、開けれる?》


ガチャ


「っ!」


泣いていたのだろう


真っ赤な目と鼻

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作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月8日 23時

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