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「ッ……」
スマホを出した
「あの時も……すみませんでした、、ありがとうございました。あの時も今も、文字打つの遅くてごめんなさい。」
侑「っ、、ほんまにすまん、、」
思っていたより宮侑は優しい人だった
北「……口の動き、ゆっくりならわかる?」
「……」コクン
北「あつむが、すまなかった」
「……」ブンブン
侑「……ゆっくりなら分かるのか?」
「……?」
北「侑、口の動きハッキリせなわからんよ。音が聞こえないんやから。」
治「何しとんすか?」
角名「あ、Aちゃん。」
「……!」フリフリ
手を振りまた同じクラスだねと文字を打てば角名くんは優しくゆっくり、よろしくなと口にした
北「角名去年同じやったんか。侑のアホが、、イヤホンと間違えてな……」
侑「……すみませんでした」
「……」もう、大丈夫。ありがとう。
文字を見せたら
侑「……今のはわかったのか?」
「……」コクン
何故か喜んでる
周りがジロジロ見てる
あ、、バレー部人気だから
どうしよ……
北「片耳、、少しは聞こえる?聞こえない?
……帰り、見に来る?」
「……!」
少しだけ、、静かな所なら、聞こえます。バレー?
急いで打ち見せたらびっくりして笑う北さん
北「そう」ニコ
侑「くる?」
いいの?
角「Aちゃんおいで」
「……」ニコ
全「……か、わぃ、、」
その日バレーを見に行く約束をした
________
侑side
新しいクラス
自己紹介
ボードによろしくお願いします
だけ書いた
先「百瀬は耳が片耳は生まれつき聞こえない、
もう片耳はほとんど聞こえない。文字に書いてやりとりしてやれよ!くれぐれも、虐めなんざはするなよ!」
はぁーい
"補聴器って聞こえねーの?”
"無音じゃなくなるだけらしいよ”
"喋れないてこと?”
"可愛くね!!”
"美人”
好き勝手言うヤツらと俺は変わらん
酷い事をした
あの受験の帰り道
彼女はどんな気持ちだったのだろうか
後悔した
隣の彼女は窓の外を見ていた
肩を叩く
ノートを見せた
"侑って呼んで。酷いことしてごめんな、何か困った事あれば言うてな。”
驚く顔
にっこり笑う顔が可愛い
"侑くん、ありがとう。よろしくお願いします”
小さくイラストまで書いてる
可愛い
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作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月8日 23時