10 ページ11
学校に着けば北さん達が皆居た
北「なんや2人珍しく早いな?」
Aがまだ見えてないらしい
「……」ひょこっと顔出すA
北「!!A!おはよう。ニコ 来てくれたんや?」ナデナデ
「……ニコ」コクコク
侑「……北さん。A多分……嫌がらせされるから
ベンチ居させます。」
北「チラ、、あの二人か。……あーええよ。ただボール怖いんちゃうかなぁ、、」
既に体育館ギャラリーに先程の女二人がいた
更衣室に連れてき左耳に話しかけた
侑「……A、近くでみるの、大丈夫?ボール、怖い?」
「……フリフリ」マル
ニコニコしながらマルを作るA
北「なにかあれば言えな?」ナデナデ
「……」コクコク
そして着替えようとしたら真っ赤なAは北さんにベンチに連れてかれた
監督に話せば全然ええよと
監「百瀬は優秀やからなぁ」ニコ
「……ニコ」ペコ
監「いつでも見に来なさい」
「……コクコク」
目の前で高く飛ぶ皆に圧倒された
たまにキュッキュッとバッシュの音が聞こえる
侑くんが皆にボールをトスして
それが繋がる
「……」キラキラ
かっこいい、すごい、たのしい
そんな感情が湧き出てずっと見ていたくなる
監督「……ふふ、、バレーたのしいか?」
左耳に近寄り話した監督の優しい声
「……!コクコク、、た、のし。ニコ」
シーンとした
「……???」
監督「……そうか」ナデナデ
北「……今、、話したよな?」
アラン「あぁ、、可愛ええなぁ」ニコ
角名「……声初めて聞いた……」
侑「あかんよ、あげへんよ!?Aは俺のや!」
治「……アホツム、、やばいで……ギャラリー般若みたいな顔で見とるで……」
チラッとギャラリー見れば10人くらいいつの間にか女が居てザワついてAを睨んでいた
侑「……Aバレー部マネにさせれば、、1人にならんやろ。」
監督「……まぁ、、百瀬がええなら。ただ、、あまり無理をさせるな。身体も弱いやろ。」チラ
「……?」
監督がノートに文字を書いた
"百瀬は身体弱いか?バレー部マネージャーになってほしいって皆話してる。出来る範囲で大丈夫やから、やるか?”
"体調はたまに熱出ますが、がんばります!入っていいんですか?”
46人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月8日 23時