千年姫と誠の心

２７・病気？ ページ29

Aside


新選組はただ今、将軍上洛の作戦立てをしている
僕と守は相変わらず・・・なんで僕たちだけこんなことになっているのかは
土方さんに聞かないとわからない
・・・・・聞く勇気なんてないけど・・・・


結局は怖いだけなのかもしれない・・・要らないって言われるのが・・・

で、今までの話とは全く関係ないけれど・・・
今は診察をしてもらってる


　『あの・・・なんか、こうある人を見ると、胸が締め付けられるというか・・・』

医「ふむ・・・・特に異常はないんですが・・・一つだけ・・」

　『え！！なんですか？重い病気なんですか？』

医「う〜ん・・ある意味重いですね・・」

　『え・・・ど、どうしよう』


死病だと思って、真っ青になっていると・・・
お医者さんは、ニコニコとして・・・


医「病名は「恋煩い」ですね！」

　『・・・・は？』

医「つまり、あなたはその人の事が恋愛的な意味で好いているということですよ」

　『・・・・え、す、すき・・？』


頭の整理が追いつかなくて、混乱状態に陥る
そんな僕を、ニコニコしながら追い出すお医者さん
・・・・医学的に治せないとかいってたな・・・


つ、つまりだ・・・えっと・・・平助をみると、そうなるということは・・・


　『え・・・？へ、平助の事が・・・好き・・？』

理解すると同時に、熱が顔に集まっていく


　『と、とりあえず・・帰ろう』

そうして、屯所へと帰っていった

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