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26・似ている二人 ページ28

Aside

半年後、新選組は西本願寺へと拠点を移した
・・・・山南さんの存在に気づかれないようにするためだろう

屯所を移してからしばらくたった後、平助が帰ってきた


今日は、千鶴ちゃんと平助が巡察だ
千鶴ちゃんと一緒にいるときの平助は、すごくキラキラしてる
・・・・好きなんだなぁ〜と改めて思う


僕は、総司と一緒に巡察をしている


 『やけに真面目だね・・?』

総「そう見える?」

 『うん・・・なんか、変わったものに警戒してる感じ・・』

総「ふ〜ん」


そんな感じで巡察をしていると・・・

 『あ!千鶴ちゃん!平助!』

千「あ!Aちゃ・・くん」

 『ちゃ・・くんって・・(笑)』


平「そっちはどうだった?」

総「あぁ、普段通りだったよ」

総「でも、将軍上洛の時には、忙しくなるんじゃないかな?」

千「上洛って・・・将軍様が京を訪れるんですか?」

 『そうだよ、だから近藤さん・・・すっごく張り切ってるよね〜』

平「あ〜・・近藤さんはそうだろうな」

いつもより、元気なく呟く平助
すると・・・


総「ごほっごほっごほ」


総司が苦しそうに咳をして、しゃがみこんだ
千鶴ちゃんが駆け寄る

その時に、平助が悲しそうな顔をしたのを僕は見逃さなかった
なんだか、そういう顔を見ると、胸が締め付けられる感じがする・・・今度診てもらおうかな?


そんなことを考えていると、いつの間にか三人がいなくなっていた


 『え?あれ?皆は?』

周囲を見回すと、絡まれていた女の子を三人が助けていた

 『しまった・・・はあ』

僕は、だいたいこんなことがあるから、隊から外されてしまったのかと、考える
そんなことを考えている内に追い払っていた


 『ご、ごめん』

そうして、女の子が目に入る

 『え・・?千鶴ちゃん?』

?「違いますよ?私の名前は、南雲 薫と申します」

 『え!あ・・・ごめんなさい』

そっくりだ、そっくりすぎる・・・!!
また考え事をしていると、いつの間にか女の子はいなくなっていた


平「おいおい、あれは総司に気でもあるんじゃねぇの?」

ニヤニヤしながら言う平助

総「今のがそう見えるんじゃあ、平助は一生、左之さんとかには勝てないね」

そう言って、踵を返し歩き出す総司

平「なっ!どういう意味だよ!・・・・はあ、千鶴!帰るぞ」

千「は、はい!」


そうして、帰っていった

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設定タグ:薄桜鬼 , 藤堂平助 , 沖田総司   
作品ジャンル:アニメ
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宇歌(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!そういっていただけると嬉しいです。頑張りますね! (2016年7月22日 14時) (レス) id: 34c667b779 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - とても面白いです!更新頑張ってください (2016年7月22日 14時) (レス) id: 28e11fac7c (このIDを非表示/違反報告)
宇歌(プロフ) - 平助loveさん» ありがとうございます!そういっていただけると、頑張ろうって思います!両立しながら頑張ります(`・ω・´) (2016年7月14日 22時) (レス) id: fc4db3a53b (このIDを非表示/違反報告)
平助love - 面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください! (2016年7月14日 19時) (レス) id: 16e215697c (このIDを非表示/違反報告)
宇歌(プロフ) - 帰蝶さん» ありがとうございます!期待にお答えできるように頑張りますね! (2016年4月30日 10時) (レス) id: fc4db3a53b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宇歌 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月3日 23時

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