これからの世界

やっぱり通常運転1 ページ13

前回とんでもないキャラにしちゃったので、カッコイイ山田くんを
伊野尾目線
楽屋



「おっはよ…あれ？伊野ちゃんどうしたの？」


てなんかこれ前にもあった気がするなぁ
なんてケラケラ笑う大ちゃん

あれね、山田の性癖がバレた時ね。
あの後どうしてか俺まで変な目で見られたのは今だに解せない。
俺は自分から履いてるわけじゃないし喜んでるわけじゃないのに！！

って話がそれた…


「筋トレなんて伊野ちゃんらしくないじゃん」

「ちょっとね、俺も大人の男を目指そうかな、と」

「ふーーん」


まぁ三日坊主にならないように頑張ってね〜

て知念の方に行っちゃった。
俺の筋トレに巻き込まれないように逃げたなあれは


さっき裕翔に教えてもらった座りながら出来る腹筋をしつつ、昨日マネージャーさんから聞いた話を思い出したら自分の頬が緩むのが分かる


え〜〜！どうしよう！
おれこんなに幸せでいいのかな！
神様ありがとうございます！

なんて、心の中で感謝の気持ちを叫んでたら打ち合わせに出てた山田と裕翔が楽屋に帰ってきた



「あ！伊野ちゃん、山から聞いたよ。2人で今度いたジャンロケ行くんだって？」


「つい言っちゃった。楽しみだね？」


みなさーん！今の見ましたか！？
山田の『つい言っちゃった』発言の顔面！
可愛さと男前が融合して俺のハートがキュンキュンしてる！！

あ、でもやっぱり俺だけの山田だから見ないで！今すぐみんな目を閉じて！！

って今はみんながいてるからね。落ち着けおれ。



「そうなの裕翔。2人でね、バイクと温泉ロケだって。」

「いのおちゃん、2人きりじゃないよ。解決ロケだから解決する方もいてるでしょ。それにバイク乗れないからバイク芸人さんも来るみたいだよ」

「……わかってる。」


寂しくなっちゃって、隣に腰掛けてきた山田の顔を見る


そんな俺に優しく微笑んで髪を撫で整えてくれて思わずその掌に擦り寄って目を見つめてると、『ん？』と微笑む恋人


「山田…」


なんて思わず用事もないのに名前呼んじゃった

だって珍しく山田が俺の前でカッコイイ
いや、顔はいつもカッコイイんだけど、

いつもなら
「俺もいのおちゃんと2人っきりが良かったよ〜！今度2人でゆっくり温泉にでも行こうね？」
なんて言いながら俺の頭を撫でくりまわしてきそうなのに、目の前の山田はとっても落ち着いた素振りで、、

なんだか堪らなくなって山田のお腹に腕を回して首元に顔を埋めギュッと抱きつく

やっぱり通常運転2→←こっち見てよ.作者より

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