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渡辺side
『なべー!飲まないのぉー?』
渡「お前、飲みすぎだから」
『んー、そんな飲んでないし』
渡「おまっ、それウーロンハイだから!」
ふっかが、ノリで始めたマッチングアプリ。
そこでマッチングした人と意気投合して
会う約束したらしいけど、
向こうが一人、男を連れてきてって言い出して
誘われたのが俺。
まあ、最近、彼女と別れてむしゃくしゃしてたし
いい女の子だったらいいなーくらいの気持ちだった。
近寄ってくる女の子はみんな、俺のこと
知ってて。まあ、知ってて近づいてきてんだけど。
それが何となく嫌で、出来れば知らないやつがよかった。
Aはそういう人だった。
名前を聞いてきて、職業も平気で聞いてきた。
まあ、ビックリしてたけど何となく
この子はバラしたりするような子じゃないって思った。
『聞いてる??』
渡「おまえ、出会ってまだ3時間くらいしか経ってねーから」
『いーのー、今日のメインは百合だしぃ』
渡「俺もそうだけどさ、さすがに連れて帰れる気してねえんだけど」
最初は緊張してたくせに、慣れたのか??
それとも緊張しすぎてお酒がまわったかのどっちか。
なんか、もっと知りたい、傍にいたいと
思ってしまった。
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作者名:bear. | 作成日時:2020年12月30日 0時