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渡辺side
俺だけ見て欲しくて誘ったドライブデート。
照に教えてもらった人気のない夜景スポットへ
行くと、目をキラキラさせて眺めるその姿に
かわいいなぁと思いながら手を繋ぐ。
嬉しそうにしたあとは、涙を流したA。
何かを抱え込んでいる、そう思うと
自然と彼女を抱きしめていた。
『しよっ、ぴー、』
渡「嫌なことでもされた?前の男に」
『なんでわかるの、』
渡「みんなみんなそいつみたいな男じゃねーよ?」
背中をとんとん優しく、あやすように
叩けばそっと手が腰にまわった。
ふわふわの身体、
弱々しくぎゅっと抱きしめられた俺の身体。
どんどん好きになっていく。
守りたい。って感情が増えていく。
『わかってる、けど、』
渡「俺じゃダメなの?」
『えっ、?』
渡「そいつより泣かせない自信しかない、目黒より」
目黒だけにはとられたくない、
俺にしてよ、と気持ちも込めてぎゅっと
弱った身体を抱きしめる。
、
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作者名:bear. | 作成日時:2020年12月30日 0時