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渡「Aって目黒のこと好きなの?」
『…好き、なのかどうかはわかんない、』
渡「じゃあ、俺にもチャンスあるよな?」
『それは、わかんないけど、』
今でも、所詮男なんてって思ってしまう。
最初はどんなに愛されていても、
後になれば捨てられる。
まだ正直、引きずっていた。
大好きだった人が、違う人に私だけの顔を
見せていたことがかなりショックだった。
渡「…A?なんかあった?」
『えっ、あ、違うの、』
渡「違うってなんだよ、泣いてるじゃん」
と、頬にいつの間にか伝っていた涙を
しょっぴーは優しく拭ってくれる。
その優しさに甘えてしまいそうになる自分。
…ダメだよ、優しくしないでよ、
渡「話したくねーなら仕方ねえけど、一人で抱え込むなよ?」
『…しょっぴー、ずるいよ、』
渡「ん?」
ずるい、本当にずるい。
私の心の隙間をするすると入り込むんだもん。
気付けば、私はしょっぴーに抱きしめられていた。
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作者名:bear. | 作成日時:2020年12月30日 0時