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渡辺side
深「え！？Aちゃん、目黒の同級生だったの！？」
渡「いや、声でかいな」
個々の仕事が多く、メンバー全員と会うのは
あの日以来初めて。
集まるなり、あの後、どうなったかしつこく
聞いてきたふっかに話をすると目を
丸くしてこの声のデカさ。
そりゃ、久しぶりに可愛いなって思った子が
目黒の同級生だったとか何パーセントの確率だよ。
深「目黒は手強いな…」
渡「やっぱ目黒ってAちゃんのこと好きだと思う？」
深「同級生でしょ、好きだったって可能性もあるからね」
渡「俺、勝ち目ないじゃん…」
俺より高い背に、甘いルックス。
ダンスはもちろんサッカーも出来るから
運動神経は抜群。
これでもし、Aちゃんが目黒のことを
過去に好きだったら絶対に勝ち目ない。
…なんか、手放したくない
深「翔太が頑張るしかないんじゃない？」
渡「わかってるけどさ」
深「たぶん、目黒は行動にうつすの早いと思うよ」
思い立ったら即行動の目黒。
好きだって思ったら自分かりぐいぐい行くから
たぶんその行動に心なんてすぐ揺れる。
それだけは避けたい、と思い電話を手に取り
交換したばかりの番号に手をかけた。
、
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作者名：bear. | 作成日時：2020年12月30日 0時
