検索窓
今日:244 hit、昨日:437 hit、合計:9,023 hit

陸拾伍 ページ18

時透くんとの待ち合わせの時間までまだ時間があるので、蝶屋敷にいって、おかしいところがないかしのぶちゃんに見てもらうことにした。

思い立ったら即行動!

私は蝶屋敷への道をたどり始めた。



「おはようございますー!しのぶちゃんいらっしゃいますー?」
「あれっ、えっ、Aちゃん!?」

蝶屋敷に入ってすぐのところで遭遇したのは恋の達人、恋柱の蜜璃ちゃんだった。
目を大きく開いた蜜璃ちゃんには驚きの色が見える。

「あっ!蜜璃ちゃん!おはよう!」
「おっ、おはようAちゃんっ!そ、その格好どうしたの!?とっても可愛いわっ!」
「えっ!本当に?じ、実はね、このあと時透くんと逢引に行くの…」

なんだか自分でいっておいて恥ずかしくなってしまい、最後の方の声がとても小さくなってしまった。顔に少しずつ熱が集まる。

「きゃーーっっ!逢引!?無一郎くんと!?素敵ねぇっ!キュンキュンしちゃうわ!」
「こ、この格好でいいかなぁ?」
「完璧よ!Aちゃんっ!無一郎くん、絶対にAちゃんにもっと夢中になっちゃうわ!」

流石にそこまで褒めてもらえると思っていなかったので、顔がどんどん真っ赤に染まる。


「あらあら、なんだか外が騒がしいと思ったら、Aさんと甘露寺さんじゃないですか。」

声のする方を向くと、口角をにこりとあげる、しのぶちゃんの姿があった。

陸拾陸→←陸拾肆



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:時透無一郎 , 鬼滅の刃
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美雨音トウカ - なずなさん» そんな風におっしゃって下さるだなんて、とても嬉しいです!モチベーション凄くあがります…!これからも頑張って更新しますので、是非宜しくお願い致します! (4月21日 11時) (レス) id: 212377e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
なずな - 心臓が…爆発…しました……最&高です!!! (4月14日 16時) (レス) @page19 id: f22ade9e4c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美雨音トウカ | 作成日時:2024年3月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。