幼なじみのキミ【名前変換】５

Story.224 ページ24

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翔太「……っ、いないって、

それは中村に…!」









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翼「……っとにかく、

今は鈴木翔太より翔太の方が大切。









もちろんAや俺、優奈や瑞希。

翔太や鈴木翔太の周りの人たちにとってもね。」









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荒っぽくて強引だけど、









いつもの口調。いつもの言い方。

いつもの笑顔にいつもの翼。









別に変なところはない。

普通の翼。いつもと同じ。









だけど頭をかいたり、わざわざ深呼吸したり、

ムキになる……そういうのは珍しくて、ちょっと変で…









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翼「それより今は文化祭の買い出し。

うちのクラスが一番遅れてるから急がないと。」









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こうやって、話を強制的に終わらせることも

滅多にない。









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翔太「翼…」

翼「なに?」









翔太「何か隠してる?」

翼「……別に何も隠してないけど?」









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それよりほら、行くよ。

そう言って早足で奥に進んだ翼。









強引なところはいつもと変わらないけど

やっぱり変。









でも、今聞いたところで

どうせ何も言ってくれないんだろうな……









はぁと小さくため息をついて

俺も後について行こうとした…









そのときだった。









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「うわぁああん!」









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