19 ※ ページ21
『今開けるから待っててね』
離れて玄関の鍵を開けた瞬間だった。
気がついたら壁に押し付けられていた。顔がどんどん近づいてくるのに、体が動かない。
それに、修二の金色の瞳から目が離せなくなっていた。
『しゅう、じっ、んぅ』
話しかけようとした瞬間に唇が修二の唇で塞がれた。
軽く触れて、離れたと思ったらまた触れて
もう終わったと思ったのも束の間。
今度は口の中に入ってきて、私の舌を吸われたり好き勝手に遊ばれてしまう。
頭がぼーっとしてきた。
自分で立っていられなくて、修二の方に倒れそうになったところで解放された。
半「顔がとろけちまってんじゃねーか♡」
『な、んで・・・こんなことっ』
半「もっと周りに警戒心もてってことだよ。今みたいに、ホイホイ男あげて、なんもされねーなんて考えてると危ないぜ？今みたいに襲われても対処できないなら、男あげんなよ。」
優しく抱きしめて頭を撫でられる。
違う、警戒心がなかったわけではなかった。でも、修二に・・・
『ち、ちがっ、その、修二がした、から』
半「俺のこと好きなんだ？」
『わっ、わからない。避けられないのとか、変に焦ったりすることも…初めてで、正直まだ混乱してる』
また近づいてくる顔に視線だけ逸らす。顔が熱くておかしくなりそうだ。
今度はキスではなくて、修二の顔が肩に乗った。
半「あんま可愛い顔すんな、抑えらんなくなっちまう。」
『う、え、それって修二は・・・』
半「俺はAちゃんのこと好きだぜ。もっとドロドロにしてやりてぇ♡」
キャパオーバーしそうになって、喃語を発していると修二は笑いながら私を離した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおらん(プロフ) - 凄く良いです！半間かっこいい！でもみんなの切ない顔想像するだけで辛くなりますね。これからどうなっていくのか凄く楽しみです (2022年1月23日 16時) (
レス) @page31 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
なぎすけ(プロフ) - 璃猫さん» コメンおありがとうございます！凄いとんでもないヘマをしてまいた！！ご指摘有難うございます！ (2021年10月31日 14時) (レス) id: 33398c9b42 (このIDを非表示/違反報告)
璃猫(プロフ) - 初コメ失礼します、1ページの手に刺繍が…のとこなんですが、刺繍ではなく刺青(いれずみ)なので…(^^; 失礼しました… (2021年10月31日 12時) (レス) @page1 id: 15ba7b8b80 (このIDを非表示/違反報告)
なぎすけ(プロフ) - ドンさん» ドンさん、コメントありがとうございます！イラストにつきましては後日、設定にて掲載致します！今しばらくお待ちください〜！ (2021年10月26日 11時) (レス) id: dc3e1f42c6 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 夢主人公のイラストが見てみたいです！ (2021年10月26日 6時) (レス) @page2 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なぎすけ | 作成日時：2021年10月25日 9時
