【Undertale】元実験台は本当の愛を知ったらしい

フラウィ ページ27

…そろそろ、味覚取り戻したいなぁ…

またバタスコ焼くんでしょきっと。また味しないまま食べなきゃいけないの？

亜鉛をいっぱい含んでる食べ物を食べりゃいいんでしょ、卵とか牡蠣とかカシューナッツとか。

…あそこに売ってるスパイダードーナツって卵使ってるよな、毎日ニ個のペースで買えば少しは良くなるんじゃないか？

お金蜘蛛に寄付されるらしいし。よし、完璧。

金が足りなきゃそこいらのモンスターからまきあげりゃいいんだ。

一人でうんうん頷く私。

「あの…イナサ、だったよね？」

『…ああ、そうだぞ。』

なんか用か？、とスオウに言うと「あなたも黄色いソウルを持ってるの？」と聞かれた。

『…なんで、そう思った？』

「え、いや。フラウィっていう子がね、「イナサと一緒だ」って言ったの。僕のソウルを見て。」

『…フラウィ？フラウィに会ったの？』

口調が崩れてきている。でもそんななのにする必要もない。

『そいつは他になんて言ってた？』

「え…えーっと、イナサはハッピーエンドには辿り着けないとか、キミたちは結局死ぬ運命だって言ってた。あとは…」

「イナサ、スオウ、ヤマブキー、パイが焼けたわよー！」

いいところで、トリエルさんが声をかけてきた。

「はーい、今行きまーす！」

ヤマブキが元気にそう言う。

「…さ、先に言ってるね！」

動揺させてしまったのだろうか。多少びくびくしながらスオウが食卓に向かう。

…フラウィ。あいつはここにいる。そして、私の知らない何かを、確実に知っている。



“イナサはハッピーエンドには辿り着けない”



“結局、キミたちは死ぬ運命”


ーーーーーー

なんか…非公開にするの忘れてました…

すみません、あはは…

スランプってこういう時期のことなんだなぁ…(遠い目)

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