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時が過ぎるのは早く、受験日当日。雄英高校ヒーロー科、推薦受験。受験会場に、私はいた。あれからヒーローを本格的に目指す道に行くと改めて決意をして、数ヶ月。
基礎体力の底上げ、学力向上。個性の扱い方を母から学んだ。
できることはしたはず。推薦受験者はたった五人しか受からない。なのにこの人数。きっと一般よりは少ないんだろうがかなりいる。この中を勝ち上がらなければいけないのか、少しプレッシャーがかかる。
『厳しそうだな……』
まずは筆記試験からでその後実技試験。ヒーロー科の入試は筆記よりも実技の方が優先らしい。ヒーロー科だから当たり前といえば当たり前だ。
『落ち着いてやれば大丈夫』
実技試験の方は母のお墨付きだ。プロヒーローから大丈夫って言われてるんだから。もっと自信を持って、120%だしきる。
ぐっと拳を握り、前を向いた。この中から勝ち上がってやる。知らない連中なんて蹴落とせ。時には勝ち上がる意識が大事なんだって教えてもらった。自信をもって望まなきゃ、
「あんた……」
『え？』
声をかけられたと思って振り返る。男の人の、といっても受験生のようなまだ低くなりきってない男子の声だった気がする。
だけど勘違いだったようで周りには私に声をかけたっぽい人はおらず、みんな緊張しているようで険しい顔をしている人達が時計を睨んでいるところだった。
『気のせい、だよね』
そんなことよりも、受験に集中。ちゃんと受かって母さんにいい知らせ、聞かせてあげるんだ。なんたって私はクウォーターの娘なんだから、
『がんばらなきゃ』
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ひつじ(プロフ) - 蒼さん» 初めまして、こちらの不手際でした。せっかく見に来ていただいたのに申し訳ありませんでした。ご指摘、コメントありがとうございました。 (2020年3月6日 11時) (
レス) id: 227ef6ac63 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 初めまして。名前変換機能が出来ていないようで作品に入り込めません。 (2020年3月3日 7時) (レス) id: e3ad752106 (このIDを非表示/違反報告)
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