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緑谷の個性説明を聞き、峰田くんは自分の頭部をもぎる。そしてそれを船に貼り付けた。
「超くっつく。体調によっちゃ一日たってもくっついたまま。もぎったそばから生えてくるけどもぎりすぎると血が出る。オイラ自身にはくっつかずにブニブニ跳ねる」
なるほど、と考え込む。緑谷よりは簡単に使える個性だ。トラップとか拘束とかそっち向きで戦闘には不向きだが、身体も小さいから隠れやすいだろうし。なかなかいい個性だ。
「…だから言ってんだろ！ 大人しく助けを待とうってよお！！」
何も言わない私たちにまた峰田くんはぎゃーぎゃー騒ぎ始めた。確かにノーコメントなのは悪かったけどこっちだって考えてるんだって。
『あんま騒がないで。攻撃れたらどうすんの。冷静になって』
「でもよお！！」
「そうよ峰田ちゃん。騒いでいたって何も変わらないわ」
私と梅雨ちゃんで諭すが、喚き散らすのを止めただけで冷静にはなっていない様子だった。
そりゃそうだ。こんな状況だし。本当に冷静にはなれなくとも、虚勢張ってがんばらなきゃいけない場面だろうに。
『…敵、全然仕掛けてこないね』
「こっちがどうでるか試そうとしてるんじゃないかな」
「やなやり方ね。まあこちらの個性が分からないのなら仕方ないけど」
『下手に攻撃したら不利になる、って考えてくれてるのかな』
随分慎重な考え方だ。爆豪くんみたいに我武者羅なタイプがいなくて嬉しいが。
「Aさんの個性も、一応教えて」
『ぁあ、うん。行きのバスでも言った通り、母とは細かいところで違うからね。ちゃんと説明する』
緑谷ならクウォーターの個性も把握してそうだが、私は母ではない。それに梅雨ちゃんや峰田くんはクウォーターの個性もよく知らないだろう。
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ひつじ(プロフ) - 蒼さん» 初めまして、こちらの不手際でした。せっかく見に来ていただいたのに申し訳ありませんでした。ご指摘、コメントありがとうございました。 (2020年3月6日 11時) (
レス) id: 227ef6ac63 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 初めまして。名前変換機能が出来ていないようで作品に入り込めません。 (2020年3月3日 7時) (レス) id: e3ad752106 (このIDを非表示/違反報告)
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