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『なんでこんなところに一人で？』
「えっあっ、ちょっとお使い頼まれて」
『私も同じ。少し話さない？』
「いいよ！！」
相変わらずのキョドり具合に笑いながら隣のブランコに腰掛けた。少し遅くなっても怒られないだろうし、彼とは一度ちゃんと話がしたいと思っていた。
「は、蓮水さんは学校どう？ 慣れた？」
『ぁあー、うん。まだ葉隠さんとぐらいしか仲良くなれてないんだけどね。若干人見知りだから自分から声かけれなくて……』
「意外だな。蓮水さんって明るいから誰とでも仲良くなれそうだって思ってたから」
『ありがとう』
「えっいえいえ！」
やっぱめっちゃいい人だ……。喋ってると、こう、癒される。一緒にいる面子もふわふわしててかわいいし、無限女子こと麗日さんや優等生の飯田くん。いい人の周りにはいい人が集まるもんだなぁ。
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「それ分かる！ そこでクウォーターが敵を水で閉じ込めて！！」
『そうそう。それでやっと一連の事件が完結！』
「わぁ〜やっぱかっこい〜！！」
緑谷くんとの会話は弾み、気がつけば辺りは真っ暗になっていた。
携帯をみれば時間は七時半。気づかなかった着信が山ほど入っていて、どれも姉からのものだった。どうやらかれこれ二時間は彼と喋っていたようだ。流石に長すぎたと二人して焦る。
「わっ！！ 時間やばい！」
『だね、私も怒られる』
「急いで帰らないと！」
彼のくせなのか染み付いた仕草なのかあわあわと手を振り、全身で焦ってるというのが伝わってきてつい笑ってしまう。
そういえば緑谷くんもお使いと言ってたか。
『緑谷くん家近いの？』
「う、うんそこそこ！」
『気をつけて帰ってね』
「うん！ 蓮水さんも！」
緑谷くんの背中をみながら楽しかったなぁ、と公園のど真ん中で突っ立っていると、後ろ姿がこちらに振り向いた。
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ひつじ(プロフ) - 蒼さん» 初めまして、こちらの不手際でした。せっかく見に来ていただいたのに申し訳ありませんでした。ご指摘、コメントありがとうございました。 (2020年3月6日 11時) (
レス) id: 227ef6ac63 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 初めまして。名前変換機能が出来ていないようで作品に入り込めません。 (2020年3月3日 7時) (レス) id: e3ad752106 (このIDを非表示/違反報告)
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