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「始めようか有精卵共！！！ 戦闘訓練のお時間だ！！！」
どうやらヒーロー基礎学の先生はオールマイトのようで、いきなり大声で歓迎された。
今回は屋内での対人戦闘訓練だそうで、敵側とヒーロー側に分かれて2対2で行う。コンビ、対戦相手はくじ引きだそうだ。というか奇数クラスなのにどうやって2対2で分けるんだろう？まあ、あいつと同じチームじゃなきゃなんでもいいか。
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ぴらっと自分のくじをめくる。そこには堂々と大きく『当たり！！！』と書かれていた。字面でも大声なのな。当たり、なんだか嫌な予感がした。
「じゃあチームを発表しちゃうぞ！！！」
Ａ : 緑谷出久、麗日お茶子
Ｂ : 轟焦凍、障子目蔵
Ｃ : 八百万百、峰田実
Ｄ : 爆豪勝己、飯田天哉
Ｅ : 青山優雅、芦戸三奈
Ｆ : 砂藤力道、口田甲司
Ｇ : 上鳴電気、耳郎響香
Ｈ : 常闇踏陰、蛙吹梅雨
Ｉ : 尾白猿夫、葉隠透
Ｊ : 切島鋭児郎、瀬呂範太
「ちなみに奇数だからね！！ 当たりを引いた少年少女手を挙げー！！！」
呆然とそれを眺めているうちに、オールマイトはなかなか出てこない当たりを引いた生徒を探して私たちを見渡す。
これを引いて黙ってても仕方ないか。どうせ名前を呼ばれていないのは私だけなのだ。いずれ分かることだし。観念したかのように私はすっと手を挙げた。
「おぉ！ 蓮水少女か！ 今回は蓮水少女だったがこれから偶数チームでやる時は1人私が指定したチームに入ってもらうぞ！！ 3人チームになってしまうがそこは考慮して評価するから相手チームはがんばってくれ！！」
結構いい加減だな。まあ、裏を返せば学生のうちにいろんな状況設定で訓練しておくのは大事なことなのか。敵が必ずしもこちら側が把握している人数いるとも限らない。
ちょっと不満そうな顔をしているとオールマイトは困り顔でそうだなぁ……、と呟く。そしてうん！ と大きく頷いたあと私に向けて言い放った。
「じゃあＢチームで！！！」
今度こそ私はオールマイトを睨んだ。
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ひつじ(プロフ) - 蒼さん» 初めまして、こちらの不手際でした。せっかく見に来ていただいたのに申し訳ありませんでした。ご指摘、コメントありがとうございました。 (2020年3月6日 11時) (
レス) id: 227ef6ac63 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - 初めまして。名前変換機能が出来ていないようで作品に入り込めません。 (2020年3月3日 7時) (レス) id: e3ad752106 (このIDを非表示/違反報告)
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