【原神】大航海を闊歩する【ONE PIECE】 (ページ5)

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5.ふむ、ベリーがない。ページ5

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それからしばらく月日が経って、ある日の鐘離はシャボンティ諸島にいた。

経緯は簡単なもので、着いた島で石珀の価値を見破れない鑑定士にばかり当たり、調べに調べ尽くしてこの異世界にとって価値のある鉱石を作って売って人を雇おうにも海の上で裏切りに合い……

いっそのことと、鐘離は商人もどきになった。ちなみに小さくなってしまった船の残骸の上で震えながらも、裏切った人間は遠くの島に投げて自分は反対方向の島へ逃げた。鐘離は龍になって飛べるのだ。

飛べるのに船を使ったのはあの島からの贈り物だからである。離れる前に木の欠片を残骸から取り懐に入れた。

シャボンティ諸島に来たのは全くの偶然だったが、奇跡的にちょうど今の鐘離に必要なものがあった。

女又隷である。

聞く前までは買う気が無かったのだが、聞いたあと益々買う気が無くなった。しかし裏切らない操舵手が必要だ。その操舵手を飢えさせないための料理人。健康を保たせるための医者も必要だ。帆を張らせたり修理をさせる人間も必要だし、そもそも新しく船を買わなければ。

そして船。なんといっても船。最終目標として天に近い場所を目指したかった。いくつ寄り道をしても、結局は帰らなければいけない。天にたどり着くまで持つ頑丈な船を。

どこかのファデュイ執行官が今の状況を聞いたらこう言うだろう。「鐘離先生、そこまで来たらもう龍体で過ごしなよ」

俺は凡人だ。凡人が海を渡るには船が必要だろう？

見るだけだ。見るだけ。女又隷オークションは数日後。それまで鐘離はうっかり散財しないよう気を引き締めながら観光するのであった。

「ちょっと！この服もそんなにするほど！？」

「ええ、ええ。我々のトップデザイナーが作成した品ですからこれほどの値がなければ」

「いや全然いい品に見えないんだけど……こっちの服とあれもこれぐらい高いんでしょ？会員制じゃないとおかしくない？」

「仕方ないですね……ではお詫びとして1200万ベリーから1199ベリーに」

「1万しか減ってないどこが詫びよ！てかなんの詫び！？」

ふむ。確かに1万安くなったな。

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オリキャラ控えめにしたいので魈かタルタリヤ出させてください。
次編集するとき開いたpvが偶数で魈、奇数でタルタリヤ出します。コメントがあれば多数決。

鐘離先生が海王類横目に舵を握れるとでも