【原神】大航海を闊歩する【ONE PIECE】 (ページ11)

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11.神の慈悲をページ11

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話していたら海賊達は出ていった。色々ツッコまれたが仲を深められたと思う。

「さて、何が聞きたい？コーティングの仕事が入ったから、長話は出来ないがな」

特に話す計画も立ててなかったので取り敢えず神の目を見せた。なにせ発案してすぐ会えてしまったのだから。

神の目を見せてこれを見たことがあるか、と聞く。見た目は装飾された綺麗な金色の宝石。本物であれば(・・・・・・)こう容易に見せたりはしない。

レイリーは見たことがある、と言った。だが過去に見たことがある神の目は白かったと。

時間がないと言われたのでもう少し簡潔に聞く。

こちら(神の目)はどこで手にいれるものか。

神が落ちる島を教えてもらった。

「まあ、詮索はするつもりがないが……随分せっかちなようだな？」

「すまない。不快にさせたか」

「いいや、あの島は商売が盛んになった。思い出したら久しぶりに行きたくなってきたな」

そう語るレイリーの顔は楽しげだった。

鍾離が去ってからのレイリーが笑う。

「でもちょっとちょっかい掛けたら痛い目にあったなッハッハッハ！」

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「帝君、あの者いかが致しますか」

ぼったくりバーらしい建物を出ると魈が言った。文字数が足りないので省いたが麦わら達と話していたのもぼったくりバー内だ。あまり関係ないかもしれないが。

「この世界に来たからにはああ言う者も出てくるだろう。それより魈、神が落ちる島に行くにあたって数個ほど観光しないか」

「……帝君が望むのであれば」

鍾離にとって魈はあまり主張しない子だ。でも嬉しいときは顔が明るくなるし安心したときは幼い表情を見せる。張り切って彼のためにもいい島を探そう。

まだまだこの島は騒がしい。なんだろうな。

歩いてると麦わらの一味に追いついた。数名ぼろぼろになっていて、一人小さくなっている。

悪魔の実というやつか。遠目から見たり地味なものは観たことがあるが、小さくなっているのは初めて見る。

そうして観察すると大きな武器を担いだ男が降りてくる。

「もしや……」

麦わら達を救けるのですか？と言いたげな目を笑顔で返して歩みを再開した。

「ははっ、すまないな。短い間とはいえあの者達は友だ」

「でしたら我が」

「いや、俺のわがままなのだから俺が戦う」

『天道万象』

「ななななんだ隕石ー！？新手か！？」

「もしかして鍾離さん？あの人も能力者だったの！？」

「でもチャンスだ！！逃げるぞ！ありがとうしょーり！！」