オタク姉妹はサーヴァンプの世界にtripしました！

オタク姉妹３７ ページ39

ロウ「Aの趣味も聞いていいっスか？」

コーヒーを一口飲むと、ロウレス君はあたしにそう聞いてきた。

A「いいよ！あたしの趣味は、絵を描くことと小説を書くこと、あとは歌うことかな？」

ロウ「ちなみに、小説は何のジャンルを書いてるんスか？」

A「そうだなー…恋愛？」

ロウ「……恋愛小説、好きなんスか？」

A「うん、暇なときに見てるんだ！」

笑いながらロウレス君にそう言う。

さすがに人見知りじゃないあたしでも…

「恋愛のr小説は美味しいご飯です！！」←

言えるわけねーよ！！言えた人はほんとに勇者(バカ)だよ！！←

A「ロウレス君は確か、バイト探しと観劇だよね？」

ロウ「やっぱ知ってたんスね。他にも聞いていいっスか？」

A「いいよ！バンバン聞いちゃって！」

ロウ「じゃあ…Aって、兄さんにバレちゃった(・・・・・・)ものってあるっスか？」

A「んﾞんﾞ！？ゲッホゲッホ！！うぇ！！」←

は、はあ！？ば、バレちゃったもの！？これは、なんて言えばいいの！？
正直に「クロ真のイラストです！！」って言うの！？いや、無理だろ！！

ロウ「だ、大丈夫っスか？」

A「う、うん…えっと、バレちゃったものだよね？んっと…と、特にないかな？」

ロウ「……」

え、ちょっと待って？なにこれ、デジャヴ？←
同じことするとか、さすが兄弟(クロロウ)。って、感心するな。←

ロウ「……そっスか」

するとロウレス君は、納得したような表情であたしに向かって笑った。

A「あ、うん。ないない！」

くっそぉぉぉぉぉ、むっちゃくちゃ可愛い！！こんなんだから受けに入んだよ！！←

とは、さすがのあたしでも言うことは出来なかった。

そして喫茶店から出たあたし達。

A「……(人1)？魂が抜けかけてんぞ、平気か？」

(人1)「……疲れたぁ……」

A「……どうっおつかれさん！！」←

(人1)「…お前……殺されたい？」←

A「……((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」←

やっべぇ…怖ぇよ、めちゃくちゃ怖ぇよ！！何か、気を紛らすことは…

A「…ん？ねぇ、(人1)？」

(人1)「ああ？」

A「あの人、リヒト…さんだよね？」

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