オタク姉妹35 ページ37
A「ロウレス……君って、呼んでいい?」
ロウ「大丈夫っス!オレもAって呼んでいいっスか?」
A「うん!もちろん!」
(人1)達と会ってから少し経ち、あたしとロウレス君は自分で言うのも何だがすっかり打ち解けていた。
A「ロウレス君、それでね?(人1)のことなんだけど…何か、迷惑なことしてないかな?変なこととか…」
ロウ「あっ……いや、ないっスよ?」
A「……ん、そっか!」
あたしはそう言ってロウレス君に向かって笑った。
ロウ「…それでっスね?オレもAに聞きたいことがあって…」
A「ん、なに?」
ロウ「…(人1)のガチギレって、どんな感じっスかね?」
コーヒーをスプーンでかき回しながらロウレス君はそう聞いてくる。
A「あいつのガチギレ?結構危ないよ、包丁向けられたから」←
ロウ「はっ!?包丁っスか!?」
A「この前なんかドアに穴開けたぐらいだからね。あんまり怒らせないほうがいいよ?あたしの二の舞になるから」
ロウ「…い、以後気をつけるっス…」
そう言ってロウレス君はさっきまでかき回していたコーヒーを一口飲んだ。
A「他に聞きたいこととかない?聞いたほうがいいこととか」
ロウ「…Aって、(人1)の趣味知ってるっスか?」
A「趣味?小説を書くとかゲームするとか、かな?」
ロウ「そ、そうっスか…」
A「他は?」
カフェオレにガムシロップを入れながらロウレス君に聞いてみる。
ロウ「…A達って違う世界から来たんスよね?」
A「…うん。あ、もし信じられないんだったら質問していいからね!軽く答えられるから!」
ロウ「えっ、じゃあ…オレは何番目の何の
A「5番目、強欲の
ロウ「…オレの好物は?」
A「チーズと生ハム、エスプレッソのダブル」
ロウ「…マジなんスね」
驚いたような笑みでそう言うロウレス君。
A「(人1)から聞かなかった?」
ロウ「いや、聞いたんスけど…何か、信じられなくて」
A「それ(人1)が聞いたら、怒るよ?」
ロウ「……」
A「……」
そう言って、あたし達は(人1)のほうを見てみると
(人1)「……」ギロッ
はい!(人1)に睨まれちゃいました!
うん!怖い!一瞬ね、貞子かと思っちゃったよ!←
クロさんよ、ため息つきながら明後日の方向見てんじゃねーよ!!
ロウ「…(人1)、怖いっスね」
A「それ同感」
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闇姫藍 - いえいえ、こちらこそ勘違いして申し訳御座いませんでした。 (2017年3月7日 22時) (レス) id: b295a4b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - 紛らわしいことしてすみません!クロをぬかしての7人なわけなんです!コメありがとうございました! (2017年3月7日 21時) (レス) id: af0c52c675 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫藍 - あの、勘違いだったら、すみません。椿を合わせて8人ですよ。怠惰、傲慢、嫉妬、憤怒、強欲、暴食、色欲、憂鬱ですので。次の更新も楽しみにしていますね! (2017年3月7日 20時) (レス) id: b295a4b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
暮橋ルミ(プロフ) - ありがとうございます!期待に答えられるように頑張っていきます!! (2017年2月28日 0時) (レス) id: e203dca748 (このIDを非表示/違反報告)
なつ - おもしろかったです!更新楽しみにしてますね! (2017年2月26日 16時) (レス) id: 6f46858625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暮橋ルミ x他1人 | 作成日時:2016年12月17日 16時