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ふんふふふーん、鼻歌を歌いながら折れた枝を動かす
ここは砂場だ。公園の。いつものように暇すぎて外に出たはいいものの。やることは当然なく暇つぶしに旧人類の真似をしている、ブランコや滑り台をやってみたがパッとしなかったので地面に絵を描いている
「なにしてんの?」
後ろから声が掛かったため手に力が入り持っていた枝が折れてしまった折れた枝を見て軽く息をつき振り向いて返事をする
「見てわかるだろう絵だよ」
声の発生源は後ろから隣に移っており、
なんなら僕の絵をガン見していた
「俺、乙夜影汰、ところでこの絵ってなに?」
ナチュラルに自己紹介を済ませてくるあたり彼はグイグイくるタイプの人種、聖杯曰く陽キャらしい、若干失礼なのは聞き流すとして質問に答える
「ラフム、君達がなるかもしれなかった姿だ」
とだけ言うと、あの時は湧かなかった色々な感情が湧いてくる。半分くらい見た目による嫌悪感だが。あとトラウマ。
ちなみに隣の彼は気がついたらいなくなっていた。
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作者名:翡翠 | 作成日時:2023年3月29日 16時