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真実でしたw ページ5

広間から自分達の部屋に戻る時、改めて沖田さんを呼び止めた




貴「お、沖田さん…!!」




振り向くとその表情は何処か不機嫌さを放っていた


やっぱり心配してたっていうのは嘘なのかな…?




貴「あの…俺…本気にしてないんで…気にしないでください!」




沖田「…は?」




何が?とでもいうような顔をされた









貴「えと、その…沖田さんは俺のことは心配してないって思って…」




理由を説明し顔を伺うと、何故か沖田さんは俯いてしまった




何故?!




疑問に思った私は顔を覗き込み様子を見ながら聞いてみた




貴「沖田さん…?大丈夫…なんですか?」









するといきなりバッ!!と顔が上がったので顎に当たりそうになってちょっとビビった


あぶな…;;;







じゃなくって




顔が上がった沖田さんを見ると、焦ったような顔をしていた






沖田「あのさ…僕が心配するのがそんなに意外なわけ?


そりゃあするよ…






隙まで作ってもらったのに君に戦わせたんだから…。


刀を持ったことがない君にあんなやつ倒せるわけないでしょ。

というかなんであいつのこと知ってた風だったの?」






貴「え?!えと……」




一度にたくさんのことを言われたので整理するのに時間がかかる


つまり…千鶴ちゃん達の言う通りやっぱり心配してくれてたんだ…




そのことにジワジワと胸が暖かくなっていく気がした




貴「まず…千景のことなら、未来の知識で知ってたんですよ。それと…




全然意外じゃありませんよ、ありがとうございます」




心配してくれた感謝を込めて笑うと、そっぽ向いてしまった




貴「ちょっ…なんでさっきからそんな態度ばっかりなんですか?!」




沖田「うるさいなぁ…早く行ってくれない?邪魔」




邪魔とか…部屋なんか反対方向なんですけど


なんて考えは口には出さず、黙ってその場を立ち去った



















沖田「男があんな顔するとか…あり得ないんだけど」

出陣要請→←え?まさかの?



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設定タグ:薄桜鬼 , 幕末 , 沖田総司   
作品ジャンル:恋愛
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幻想少女 - あ、あと夢主ちゃんのキャラ好きです! (2016年5月5日 16時) (レス) id: 485d3ca50b (このIDを非表示/違反報告)
幻想少女 - すごく面白かったです!!なんか自分がトリップしてるみたいだなと思いました!色々、大変だと思いますが、頑張って下さい、応援しています^^ (2016年5月5日 16時) (レス) id: 485d3ca50b (このIDを非表示/違反報告)
春の楓(プロフ) - 面白いです!なんかどんどん物語に引きつけられてって(?)すごいと思いました。現実の方で忙しいかと思いますが,更新応援しています! (2015年5月9日 20時) (レス) id: c6e0619425 (このIDを非表示/違反報告)
心籠-kokoro-(プロフ) - おおおおおもしろいー!前作から一気に読んでしまいました(笑)凄く好きです!夢主ちゃん、好きです!プライベートで忙しいかもしれませんが、ゆっくりでも更新待ってます(●´∀`●)頑張ってください(^^) (2014年9月3日 19時) (レス) id: a7f9aca767 (このIDを非表示/違反報告)
桜覇 - ものすごくイイです!!この小説好きです更新頑張って下さい! (2014年8月13日 17時) (レス) id: f2036bd052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥兎-コト- | 作成日時:2014年6月2日 22時

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