学校にて ページ3
陣平side
『じんぺーおはよぉ』
「おう。今日は早いじゃねぇか」
『今日も、でしょ！』
そう言って自慢げに胸を張るAは可愛い以外のなんでもない。
撫でたい。
そう思うより体が先に動いていた。
『えっ？ちょ、、///』
珍しく照れるA。
かわいいな。
「わりぃ。嫌だったか？」
『そんなわけないよ！！！』
そう言うと今度はAの方から「撫でて」、と言わんばかりに頭を押し付けてきた。
「あんま可愛いことすると、襲うぞ」
危機感がねぇんだよなコイツ。
俺じゃなかったら一瞬でお持ち帰りされてるからな？
『じんぺーはそんなことしないでしょ？信頼してるから大丈夫。』
男として舐められてんなぁ。俺、
「俺も男だぜ？そんなに安心してたら、痛い目見るぞ」
『そぉ〜だねー。』
考え事をしているのか、軽くあしらわれた。
1回ぐらい教えてやらないとな。
「お前、、、、俺が絶対に手を出さないって言う保証はあるのか？」
なにか作業をしていたAの手をおさえて壁まで追い詰める
「それとも、、こう言うことされなきゃ分かんねぇか？」
『じ、じんぺい？』
今ごろ後悔しても遅いぞ
「ばか」
『ちょ、、！///』
「安心しろ。さすがにとんなとこじゃ襲わねぇよ。俺だって常識ぐらいはある」
今日は、な。
「ただ。また舐められたらたまったもんじゃねぇ。これぐらいはしておかないとな。」
そう言ってAに深いキスをした。
「どうだ？少しは意識したか、、、？」
『ダメだよ陣平!唇は大切な人のために取っておかなきゃ！！！』
そう焦りながら言うAにため息をついた。
ほんとコイツ自分の恋には鈍感だよな。
他人の恋には敏感なのに。
「大切な人」がお前って分かんねぇの？
どこまでも天然だな、、、、。
「ま、そこが可愛いけどな」
『？なにか言った？』
「なんでもね」
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作者名：ぱちぱちパニック☆ | 作成日時：2023年5月29日 23時
