47話 ページ8
慌ててリモコンを探すも
真冬「ざぁんねぇんでしたぁ」
『うわめっちゃイラつく』
真冬の手の中だった。どうにかして取ってやろうと試行錯誤するも、私よりも約10cm高い背。届かなかった。
その間にも、テレビに映った猫を全力で被っている私は言葉を止めない。
『ｷﾞｬｧｧｧｧ！！！やめろぉぉ！！』
「そうですね、これからも…」
祈誓水晶としての私は、本当に普段と違う。マネちゃん曰く、
マネ「お前が本性で出たらドン引きされるぞ」
と言われたからだ。
彼方「おー、すげー」
コーヒーを片手に、優雅にテレビを見つめる彼方。どこかの貴族かよ、お前は！！
真冬はひょいひょいっとポテチを口に入れていく。ブラックホールかなんかですか？え？お前一応そんなに食べませんみたいなキャラじゃなかった？
「はい、有難う御座いました」
テレビの中の私が挨拶する。…残念だったな、ファンの皆さん。家でのほぼニート生活の私を知らないからね…
私のコーナーが終わって、リモコンが返される。すぐさま消そうと思ったが…
「今大人気の歌い手、まふまふさんとそらるさんに…」
「「！？」」
『よっしゃぁぁあ！！！』
彼方「まて、リモコン返せ！！」
『無理でぇす！残念でした☆』
私はリモコンを古代から伝わりし我が家の魔術で封印する。
彼方「まじかよ…」
「お二人が楽曲をつくる件で…」
「そうですね！そらるさんと…」
「はい、その曲は…」
私のように猫被りの二人。くそわろた。私にあんなことするからだよ。
二人は無事に仲良くカーペットの上でお亡くなりになっていたので、しろさばを抱えてお風呂に向かう。
あのね？しろさばってさ、猫だから水は好きじゃないわけよ。でもシャワーする時はなんとなく大人しいんだけど…シャワーした後は長い間固まってる。うん。
しろさば「(また水浴びか…だるっ)」
まずしろさばから。ガッと流してざっと洗ってババってやる。はい完成。しろさばをリビングに向かわせて、私も入る。
シャワーだけでいいや。呑気にお風呂から上がるも、まだ死んでいる二人。微動だにしないのか、数十分前にお風呂から上がったしろさばが真冬のお腹に乗っている。
ｽｩｩｩｩ…
『風呂入れやぁぁぁぁ！！！！！』
真冬「すいませんでした！！！」
彼方「“すみません”やろが！！！」
真冬「すみませんでした！！！」
『いや入れ』
真冬から風呂に突っ込む。
『ガチで泊まるつもりやん』
彼方「当たり前やろ」
スンとした顔でくつろぐ彼方。ここ、お前の家じゃないからね…？
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キース(プロフ) - るるおさん» なんと嬉しい言葉……更新！頑張り！！ますので！！！これからもよろしくお願いしまァァァァす！！！！ (2022年1月7日 10時) (
レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
るるお(プロフ) - とんでもなく面白い小説を見つけてしまった……続きが！楽しみ！！デェス！！！更新楽しみにしてます♪ (2022年1月7日 0時) (レス) @page28 id: 877b8d529d (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 月の光さん» 数えたんかい！！！！なぜわかった…！？まさか、お前、勇者か……！？えー、翠雨ちゃんが終わる瞬間も見つめてあげて下さい(白目) (2021年12月5日 13時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - ｱの数数えましたー！ｴﾝﾀﾞｧｧｧｧｧの方が31でｲﾔｧｧｧの方が35でしたー！ 夢主ちゃんおわたやな (2021年12月5日 12時) (レス) @page25 id: 7a85c7ca1e (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 魔灯さん» マネちゃんはお強いですから…w (2021年10月1日 19時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
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