46話 ページ7
『くっそが、ざけんなよ』
彼方「女の子の言葉遣いじゃねえよ」
マネ「顔だけ女じゃん」
『あ！？』
真冬「カオスなう」
泊めたくねぇ…
あ、でも？彼方が泊まるから今日の打ち合わせは今度こそなくなるかも！
『み、美海ちゃん？』
マネ「ん？」
『打ち合わせは…』
マネ「ある」
笑顔で言われた。くそぅ、でも可愛いんだよね。ロリ顔だから。背も私より低いからガチ目のロリじゃあ。うっへへへへへ←
あっ、ごめん、刺さないで！！か、可愛いからしょうがないじゃん！ちょ、え、読むの辞めないでぇぇ！！！
ごほん。
マネ「すいません、打ち合わせしてきます」
真冬「わかりました」
マネちゃんはそう言うと、私の服の裾を掴んで引っ張っていく。…いつもなら、「きゃん、裾掴むなんてかわちい」とか思ってられるんだけど、力強すぎてそれどころじゃない。
『つ、強いって！』
マネ「遅れたんだから、急ぐよ！」
『すんません』
仕事部屋へと連行される。
マネ「で？どんな話が書きたい？」
『えぇ…』
マネちゃんはそばの椅子に腰掛けて、自分のノーパソを開く。
マネ「そうだねぇ」
ドサッと前に置かれたのは、沢山の書類。というか、小説の原稿。
『げ』
マネ「これ読んでアイディア貯めなさい」
マネちゃんは私のおかんですか。出された束になっている原稿を手に取る。
ざっと目を通していく。……美海ちゃんからの視線が痛い。助けて、アンパ●マン！あ、ドラえ●んでもいいよ。
『れ、恋愛小説とか？』
マネ「お前に書けるの？」
『酷い』
恋をしたことがない訳じゃないんだけどね。実ったことがない！！！よし、リア充に爆ぜてもらうために、主人公は結ばれないバッドエンドにするか！
マネちゃんに意見を伝える。お前クズだな、とは言われたけどアイディアは了承してもらえた。えっへっへっへ。
…それから数時間後、マネちゃんとの打ち合わせは無事に終わって帰っていった。
彼方「おつかれ」
彼方と真冬のいたリビングに行けば、テーブルの上にポテチの袋があった。嫌な予感がして棚を開ければ案の定だった。
『なんで在り処しってんだよ！！』
真冬「漁った」
ポテチを頬張っている真冬が言った。遠慮という言葉をコイツは知っているのだろうか。
呆れながら私もポテチに手を伸ばす。二人はテレビを見ていた。アナウンサーの声に反応して、私は顔をあげる。
『は？』
「いやぁ、相変わらず素晴らしい作品でしたねぇ」
「そうですねぇ、田中さん」
「ありがとうございます」
テレビには、私が映っていた。
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キース(プロフ) - るるおさん» なんと嬉しい言葉……更新！頑張り！！ますので！！！これからもよろしくお願いしまァァァァす！！！！ (2022年1月7日 10時) (
レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
るるお(プロフ) - とんでもなく面白い小説を見つけてしまった……続きが！楽しみ！！デェス！！！更新楽しみにしてます♪ (2022年1月7日 0時) (レス) @page28 id: 877b8d529d (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 月の光さん» 数えたんかい！！！！なぜわかった…！？まさか、お前、勇者か……！？えー、翠雨ちゃんが終わる瞬間も見つめてあげて下さい(白目) (2021年12月5日 13時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
月の光 - ｱの数数えましたー！ｴﾝﾀﾞｧｧｧｧｧの方が31でｲﾔｧｧｧの方が35でしたー！ 夢主ちゃんおわたやな (2021年12月5日 12時) (レス) @page25 id: 7a85c7ca1e (このIDを非表示/違反報告)
キース(プロフ) - 魔灯さん» マネちゃんはお強いですから…w (2021年10月1日 19時) (レス) id: f19164db3a (このIDを非表示/違反報告)
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